41 ページ42
、
ある日の放課後
教室にスマホを忘れちゃって
音ちゃんに先に帰っててと謝り
取りに行ってる途中
教室から
話し声が聞こえた
「Aって可愛い顔して
結構男振り回してるよね」
Aって あたし?
「付き合ってない〜とか言って
絶対どっちにも気あるでょ?」
「ほんとそれー!あれじゃない?
球技大会で運んでもらったけど北村くん
あんな感じだからゲットできなくて
柊生くんにいったとか?」
「あー、っぽいねー!
北村くん、Aとだけ話すし
倒れたときも真っ先に飛んできたから
付き合ってんのかなーとか思ったけど
めっちゃ否定するし
その後すぐ柊生くんに乗り換えときながら
柊生くんとのこともないーとか言って
否定するでしょー?
なんかモテてます感ちょっとムカつくよね」
「わかるー。北村くんとならお似合いだなって
思ってたけど、すぐに乗り換えってのはないわ〜」
「 2人だけだと見せかけて実は
龍二くんとかのことも狙ってたりして!」
「えーやばー!」
教室内から聞こえてくる話に
たくさんの疑問が浮かぶ
橘くんと最近仲いいことで 確かに自分でも
良く思わない女の子だっているだろうな、って
絡みすぎるのも良くないなって思ってたし
そう思われたって仕方ないとは思う。
けど、この話題の中に北村くんが
登場しているはなんで?
球技大会で運んでもらった?
倒れたときすぐに飛んできてくれた?
北村くんに?
橘くんじゃないの?
135人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年3月8日 21時