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、
主人公side.
球技大会が終わってからしばらくが経った
あれからやっぱり北村くんと
話したり目が合ったりすることはなくって
屋上での出来事は 、 あの約束は
夢だったんじゃないかなって思う。
変わったことはあの日から毎日
橘くんが来てめちゃくちゃ
絡んでくるようになったこと
なんていうか頭をクシャクシャに撫でたり
肩を組んできたりボディタッチが増えた
そんなある日のこと
いつものように音ちゃんと
小林龍二と橘くんと矢部くんでお昼休み
お弁当を食べていた
(いつの間にかお昼のメンバーになってた)
昌「玉子焼きもーらいっ!うまっ!」
音「おい!だからシンプルに勝手に食うな!」
昌「俺も音ママに弁当おねがいしよっかな〜」
んふ、ここの幼馴染ほんと仲良し。なんて
のほほーんと眺めていると
柊「タコさんもーらい」
『えっ!ちょ!』
柊「ん、うまいうまい」
『ちょっと!!』
柊「ウインナーひとつぐらいでそんなケチケチすんなって〜」
龍「あーうぜーここの男女うざいわー」
なんて恒例になりつつあるやりとりをしていると
「柊生とAって付き合ってんの?」なんて
近くで食べてたクラスの女の子に聞かれた
球技大会のことから否定しているように
付き合ってません
『や、だから付き合ってないよー!
ないないないないー!』
柊「おーい!そんな否定しなくてもいーだろぉ!?」
そう言って頭をぐりぐりしてくる橘くん
『痛い痛い!やめてっ!』
柊「お〜その反応いいわ〜」
音「バカだこの子ら」
昌「柊生ほんとグイグイだわ〜」
龍「あーこいつらうぜ〜」
北村くんとのあのちょっとした出来事は
夢だったって思い込むようにすれば
なんだかんだで楽しい毎日。
屋上でのことをなかったことにすれば
北村くんを好きだっていう感情も
なくなるかなってそう思ってた。
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作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年3月8日 21時