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なんとか気持ち持ち直して午前最後の
サッカーは優勝して 午後の部。

女子バレーがグラウンドであって
そこには□□もいて
自分のクラス応援しなきゃいけねーのに
どうしてもあいつのこと見ちゃって。

そんなとき バレー部の女子が打った
ボールがあいつ目掛けて飛んでって
ボーッとしてた頭に当たって倒れた。

そんなことあるかよ!って声を上げた時には
もう既に遅くて めっちゃ心配そうに匠海が
あいつを軽々しく抱き上げて松長に何やら
声を掛けると校舎の方へ運んでいった。

誰もがその場面を見ていて あの匠海が
女子をお姫様抱っこしてるなんてそんな
誰もが考えられない光景に
周りの女子達は大騒ぎで、キャーキャー言ってた。

…完敗じゃん。

昌「やっぱ匠海ってAちゃんのこと好きだよな〜」

昌「音〜!がんばれよー!」

柊「…お前なに他のクラス応援してんだよ」

昌「あはっ 音は別じゃーん!」

周りはあいつと匠海のことを
少女漫画みたいだとかお似合いだって
特に心配そうな感じはなくどんどん午後の部も
終えて 閉会式。

俺のクラスは見事に総合優勝したけど
バスケのこともさっきのことも悔しくて
こんな勝ち方したって 匠海には完敗で
納得いかなくて保健室へ向かうと

ベッドで眠る□□を心配そうに、
でもめっちゃ優しい目で見ている匠海がいて

柊「お前、かっこよすぎんだろ」

柊「何もかも持っていきすぎだっつーの」

振り返った匠海は俺の目をしっかり見て言った

匠「こんなに誰かに負けたくないって思ったの
俺はじめてなんだ」

匠「でも まだ勝ったなんて思ってないから。
Aちゃんに会いに来たんでしょ?俺行くわ。」

そう言って匠海は保健室から出ていった。

しばらくして意識が戻った□□に昼の約束を
撤回して改めて狙いに行くことを宣言した。

こいつが匠海のことを好きでも
匠海がこいつのことを好きでも
俺だってこいつが好きだ。

次の日から宣言した通り誰が見ても分かるように
グイグイ行ったけど 匠海と□□が絡むことはなく
は?保健室でのこと、なんだったんだよって
思ってたけど、俺はある勘違いに気がついた。

まだ勝負は決まってないって 保健室を
出ていった匠海に俺は借りがある

俺も男だ。せこい攻め方して
振り向いてもらおうなんて思えず
匠海に借りを返すことにした。

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作者名:なっぴぃ | 作成日時:2018年3月8日 21時

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