不思議魔女ちゃんと爆弾魔は その１っ！

その１０っ！ ページ12

「つまり、俺達はまた仕組まれた罠の上で踊らされていたと。」

「そういうこと。だから、二度目の契約で大悪魔に転生させた。」

「…お前、代償は何を払ったんだ。」

彼の瞳が不安げに揺れた。

「…運命を払った。」

「は？」

「私の魂は、死んだら転生せずに無に帰る。」

「…良いのかよ。」

「あの糞市長を堕落させられれば本望だから」

「そうか。…あのさ、髪結んでくれねーか？」

「あ、うん。」
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ノエルside


「二人の生死は分からずじまいですわ…」

「…二人は生きている。私はそれに賭けるよ。」

「そうだな。それが合理的だ。」

３くすみとノエル達は、カジノに行くようだ…

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「フーゴ、契約。…私が死ぬまで傍にいて、相棒でいて。」

誰かが側から居なくなるのは、嫌だから。

「おぅ…大悪魔エクリクシス。契約成立だ。代償は…」
　


「で、てんちょーの所に来たのだ？」

「大悪魔つっても実感わかねーし俺の場合はどう力を使って良いかさっぱりでな…」

てんちょーの店でフーゴが特訓してる間、私はスラム街を歩く。

「やることないな〜。」

そうだ、久しぶりにあの人に会いに行こうかな

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