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~*story56*~ ページ7

あれからお昼を食べて、いろんなお店を回った


リヴァイは掃除用具屋さんにずっと居て、ホウキを買うかどうか迷っていたが、結局買わないことにしたみたい


いつもと違うリヴァイに心臓は鳴りっぱなし、でもリヴァイは余裕そうに私の心臓を鳴らし続けた


隣で肩を並べながら歩く


いつもの日常ながら、やっぱり愛してる人と並んで歩くのはとても幸せに感じた


何故か分からないが、こういう時々を大切にしたいと思ったー…


「着いたぞ」


「わぁ…綺麗…っ…」


リヴァイが行きたいと言った所へ来てみると、そこは草原が広がっていて、壁の少し上から夕陽が覗いてとても幻想的な光景だった


「まるで…壁外に居るみたい…」


壁の中に居るとは思えないその光景に私の目は奪われた


「一度用があって街に来たんだが…その時にここを見つけてな…いつかお前を連れていきたいと思っていたんだ」


リヴァイは夕陽を眺めながらそう言う


「そうだったんだ…」


そんなリヴァイの横顔は、夕陽に照らされて本当にカッコ良くて、思わず見惚れてしまった


「あぁ、だからこうしてお前とこの光景を見れて俺は幸せだ」


リヴァイはこちらに向き直り、優しい笑みを浮かべてそう言った


「…反則…」


なんで…そんな優しいのよ…


私は恐らく夕陽のせいであろう赤い顔を隠しながらそう呟いた


「…リヴァイ…本当にありがとう。私、リヴァイに会えて良かった…こんな愛しい人に会ったのはリヴァイがはじめてだよ…」


私はリヴァイを見つめながら口を開いた


そんな私を見てずっと話を聞いてくれるリヴァイ


そう、私はリヴァイと会って初めて恋をした


“嬉しい、悲しい、苦しい、楽しい”


リヴァイのさりげない優しさが嬉しくて、


リヴァイが他の女の子と話してる姿を見て胸の奥がぎゅーっとなって、


リヴァイと喧嘩をして話さない日が続いたら苦しくて、


リヴァイと話すだけで何よりも楽しくて、


私はリヴァイと会っていろんな感情を知ることができた


そんなリヴァイを心からー…


「愛してるよ…」


リヴァイの瞳を見つめそう言うとリヴァイは少し目を見開いたが、私の頬に手を添えた


「…俺もお前に会えて良かった…お前に色々と救われてきたー…ずっとこれから先も愛してる」


惹かれ合う二人の心


私は目を瞑り、リヴァイは顔を近づける


そして私達は、


はじめての“キス”を交わした

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兵長大好き女子(プロフ) - veLiさん» 2回も読んでいただきありがとうございます!いやいや、私もまだまだ直さなければならないところが沢山ある未熟者です。また違う作品にはなりますが更新再開しようと思ってますのでよかったら見てください! (2016年9月27日 21時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
veLi - このお話、読むの2回目です!ほんとに何回読んでも泣いてしまいます。。。こんなお話作れるなんてすごいです!尊敬します! (2016年8月23日 15時) (レス) id: a98225ac2b (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子(プロフ) - 凛媛さん» そんなに感動してもらえるとこち側としてもとてもとても嬉しいです!!こちらこそありがとうございました!! (2015年9月24日 21時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
凛媛(プロフ) - すごく感動しました!こんな素晴らしいお話、、、本当に素晴らしかったです!!泣きました、感動しすぎて←本当にありがとうございました!! (2015年9月23日 22時) (レス) id: 84afcfdfb7 (このIDを非表示/違反報告)
あーたやで♪(プロフ) - リヴァイLOVEさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!感動していただけて嬉しいです♪こちらこそ本当にありがとうございました! (2015年8月2日 19時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兵長大好き女子 | 作成日時:2015年5月8日 6時

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