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~*story64*~ ページ15

「き…綺麗……っ…」


ペトラとエリサがそう呟いた


今、化粧をされている所なので自分の姿は見れない


そんなに変わったのかな…?


そんなことを思っていると、「できたっ!」という声が聞こえてきたので目を開けた


「…え…私……?」


藍色の綺麗なドレスに髪はサイドでアップにされていて、綺麗な髪飾りが付けられ、緩く巻かれていた


自分とは思えないその姿に驚くばかりだった


「ヤバイ…!予想以上に似合ってる…!!」


「やはり素材が良いとここまで綺麗になるもんなんだな…」


ハンジとナナバが私を見ながら満足そうに頷く


「A兵長!凄く綺麗です…!!」


ペトラとエリサはキラキラとした目でそう言ってきた


「あ…ありがとう…」


久しぶりのドレスに慣れない…


私はひきつった顔で微笑んだ


「それより…こんな高そうなドレス…どうやって…」


わざわざ私のためだけに…


「これは皆で少しずつお金を出し合って買ったものだよ!絶対Aに似合うと思ったからね!」


ハンジが笑顔でそう言うと、皆が頷いた


「…み…皆…っ…!」


私は嬉しくなって涙が溢れてきた


「あー!折角お化粧したんだから泣いちゃダメだよ〜!」


ワァワァと皆が騒ぎ立てたので私は笑った


本当にありがとうー…皆…



























「それでは!A兵士長の登場です!」


ザックスの言葉に私は脚を前に出した


その瞬間ワッと起こる歓声


皆が拍手をしながら私を迎えてくれた


「ほら!行ってこーい!」


ハンジとナナバに押され、ムスッとしたリヴァイが私の前に立った


「…どう?」


私がそう聞くと目を見開くリヴァイ


「…凄く綺麗だ…似合ってる」


リヴァイは顔を赤く染めながら、ふっと微笑みながらそう言った


その瞬間冷やかしの声が聞こえてくる


しかし、リヴァイが睨み付けたのですぐに収まった


それから私の誕生日パーティーが始まったのだった

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兵長大好き女子(プロフ) - veLiさん» 2回も読んでいただきありがとうございます!いやいや、私もまだまだ直さなければならないところが沢山ある未熟者です。また違う作品にはなりますが更新再開しようと思ってますのでよかったら見てください! (2016年9月27日 21時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
veLi - このお話、読むの2回目です!ほんとに何回読んでも泣いてしまいます。。。こんなお話作れるなんてすごいです!尊敬します! (2016年8月23日 15時) (レス) id: a98225ac2b (このIDを非表示/違反報告)
兵長大好き女子(プロフ) - 凛媛さん» そんなに感動してもらえるとこち側としてもとてもとても嬉しいです!!こちらこそありがとうございました!! (2015年9月24日 21時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
凛媛(プロフ) - すごく感動しました!こんな素晴らしいお話、、、本当に素晴らしかったです!!泣きました、感動しすぎて←本当にありがとうございました!! (2015年9月23日 22時) (レス) id: 84afcfdfb7 (このIDを非表示/違反報告)
あーたやで♪(プロフ) - リヴァイLOVEさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!感動していただけて嬉しいです♪こちらこそ本当にありがとうございました! (2015年8月2日 19時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兵長大好き女子 | 作成日時:2015年5月8日 6時

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