~*story31*~ ページ2
「はい?憲兵の子がこっちに移ってくる?」
「あぁ、そうだ」
「…そんなの聞いてないわよ!!」
私の声が部屋中に響く
エルヴィンに呼び出された私は団長室に来ていた
そして今の状況
「まぁ落ち着いてくれ…」
怖い顔をしている私を落ち着かせようとしたその言葉
「…落ち着けるわけないじゃない!」
全くの逆効果だった
「それより…なんで急に憲兵の子が来ることになったの?なんかやらかしたの?」
呆れているエルヴィンに聞くと、ため息をつきながら口を開いた
「それがな…何かやらかした訳じゃないらしいんだが、調査兵団に入りたいって言ってるらしくてな」
なんだそれ、と思わずツッコミたくなる
「話によればその子は王家に仕える有名な貴族の娘でね…できれば快く入団を受け入れてほしいんだ」
「そんなこと言われても…」
どんな子か分からないけど、憲兵団という腐った組織の中にいた子だ。それに貴族の娘って…絶対まともなやつじゃない…!
「…それでその子はいつこっちに来るの?」
腕を組み直しながらそう聞くと
「明日だ」
とさらりと返されてしまった
「…ん?」
明日…?だと…?
「…あんたはなんでそういつもいつも急なのよ!!!」
大きな声で叫んだ私にエルヴィンは耳を塞いだ
「すまない…!今回だけじゃないが急に昨日言われたんだ。仕方がないだろう?」
まぁそれならしょうがないか
それよりなんで貴族達は急に言うのよ!馬鹿なの!?
いや、馬鹿なのか…。
「全く…どいつもこいつも呆れるわ〜…」
深いため息をつきながらエルヴィンを睨み付けるとビクッと肩を震わせるエルヴィン
「…今回は許してくれ…」
そんな私に弱々しい声でそう言った
「…分かったわよ」
渋々了承した私はまたため息をつく
もう自然とため息がでちゃう…
「本当にすまないね。明日からよろしく頼む」
エルヴィンは申し訳なさそうな顔をしながら手を合わせて私に言う
「分かってるわ…やってやるわよ」
私はそれだけを言うと団長室から出た
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あーたやで♪(プロフ) - ☆ユウ☆さん» ううん!それでも嬉しかったから…!うちもオススメまた言うな!あっ進撃ラジオ知ってる?あれめっちゃ面白いよ! (2015年5月7日 23時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
☆ユウ☆ - いやいや!あたしが勝手にオススメしただけだし…。でも喜んでもらえて良かった〜!あーたのオススメとかあったら教えてね♪ (2015年5月7日 23時) (レス) id: ef0a60f552 (このIDを非表示/違反報告)
あーたやで♪(プロフ) - ☆ユウ☆さん» うんうん!ヤバイね!(;゜0゜)ほんまにありがとう!! (2015年5月7日 22時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
☆ユウ☆ - ヤバイよね!!!!!ハニワの方サイコーだよね!?聴けて良かったね!(^-^)/ (2015年5月7日 22時) (レス) id: ef0a60f552 (このIDを非表示/違反報告)
あーたやで♪(プロフ) - ☆ユウ☆さん» 調べてみたら出た!めっちゃ良かった!!ハニーワークスのヤツがやばかった♪ (2015年5月7日 21時) (レス) id: 227ebebbd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:兵長大好き女子 | 作成日時:2015年4月20日 21時