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エ「ここまでしか送れねぇけど…ちゃんと部屋戻れよ？」
「分かってるって！おやすみ」
エ「おう！また明日な！」
スタスタと男子寮に歩いて行くエレン
「エ、エレン…！」
私の声にエレンが振り向く
「エレン…ありがとう///」
エ「！？////」
「んじゃ…おやすみ！///」
エ「…おう///」
エレンの言葉を聞き女子寮に戻る
なんか言い逃げみたいになっちゃったけど
ちゃんとお礼言えてなかったしね
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エレンside
……なんなんだ！アイツっ////
めちゃくちゃ可愛いじゃねーかよ///
.
最初は俺と同じような経験をして
同じ目的で
同じ決意をした奴だと思ってた
だけど
改めて気づいた
.
.
俺はとっくにAに惹かれていたんだ
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リヴァイside
あいつにあの日のことを話した
考えてみればまだ12だ
話が重すぎた気もするがあいつも知りたかっただろうしな…
.
「………………チッ」
…コンコン
こんな時間に誰だ
「エレン・イェーガーです」
「入れ」
Aとよく一緒にいるガキか
「あのっリヴァイ兵長…A・チャーチが訪れたと思うんですが彼女はどこに…」
このガキ…Aのことが……？
「あいつはとっくに部屋に帰した」
「…！そうなんですね」
「用件はそれだけか？」
「はい…すみません。では」
エレンと言う奴はドアに向かって歩く
「…………おい」
ビクッ
「はいっ！」
そいつは怯えた目で俺を見る
サラサラな茶髪に大きな目
犬みたいな奴だな
女に人気がありそうだ
そんなやつに告白でもされたらAでも…
「リヴァイ兵長…？」
ハッ
「……すまねぇ。なにもない」
「では、失礼しますっ！」
ガチャン…
うるせぇ
いちいち声がでかいんだよ
なんで俺はあいつを呼び止めたんだ…
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作者名：ぽよ | 作成日時：2017年6月16日 23時
