20 ページ21
私の言葉を聞きリヴァイ兵長は立ち上がってキッチンに行き、紅茶を淹れてくれた
その間に私はテーブルに移動して座る
…ガタン
リヴァイ兵長がテーブルに紅茶を持ってきて座り
私の前に紅茶を置く
「ありがとう…」
リ「あぁ」
ゴク…
！！
美味しい…！
リ「美味いか？よかった…」クク
私の顔に美味しいと書いてあったのかリヴァイ兵長は薄っすら笑ってる
この笑い方も…昔のまんまだ…
.
.
リ「…お前の兄貴は、いつ どんな時もお前のことを気にかけていた…」
リヴァイ兵長が淡々と話し始めた
.
リ「俺らが地上に行った理由はある書類を手に入れ 始末すること…これに対しての報酬は現金と王都に 暮らす権利だった」
「………………」
リ「俺はエルヴィンを真っ先に殺そうとした…だが《俺を信じろ》とファーランに言われ計画に乗った」
「………………」
リ「しかし…
気づけば選択を間違え
2人を殺してしまった
あいつは最後の最後までお前のことを…」
「…グス……」
リ「…エルヴィンは俺たちの真の目的を知っていた
…俺たちのこれまでは無駄だった」
「…無駄なんかじゃ「俺はエルヴィンにブレードを振りかざした…
「…え？」
「ブレードは受け止められた挙句に説得されて
気づけば俺も調査兵団の仲間入りだ…
兵士長にもなったが…
俺はイザベル、ファーラン
そしてA、お前のことを忘れたことはなかった」
「…へい…ちょ…」グス
リ「お前のことは何があっても俺が守ってみせる…」
そう言ってリヴァイ兵長は泣きじゃくる私を優しく抱きしめてくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽよ | 作成日時：2017年6月16日 23時
