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経験値7 ページ9

チョロ松side

うわーーー!!

何言ってんだ俺は!!!

ちょっとまって絶対引かれてたじゃん!!俺

ニートで冴えない成人男性が就職のために郵便局いって?!可愛い女の子のカウンターの人に!?

笑った方が可愛いっていったんだよ!?

いや確かにさ!あの一瞬の営業スマイルはとっても可愛かったよ!クソ童貞の心鷲掴みだよ!!どストライクだよ!!

でもさ!初対面の女の子に言うか!?普通!!
不審者だと思われた____!

早足で家路を急ぐ。ぐるぐる同じ事を考えながら。
きっと顔は真っ赤だろう。思い出すだけで恥ずかしさがこみ上げてきた。

そう、こんなことになったきっかけは就職の資料を会社に送るために郵便局に行った事である。

ニートだし外に出ることは多くない。兄弟の中で家事が出来る奴が居ないからだ。母さんだけに頑張らせるのもアレだし。

そのため封筒の送り方がイマイチよく分からない。こんな事だったら調べて行くんだったな。

カウンターの女の子は動きがぎこちなくて、つられて緊張した。ただでさえ女子と話すと緊張するのに。

彼女なりに頑張ってて偉いなーなんておもいながら配送手続き?みたいなのやってたら
急に笑顔になるんだもん。不意打ちは反則だと思う。


ーーーー
次に続くよー

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作者名:師走 | 作成日時:2016年5月13日 23時

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