act.7 ページ9
次の日の夜。
大広間には沢山の生徒や教員が集まっていた。
(名前)も教員席の後ろに立っているスネイプの横に居た。
ダンブルドア「待ちに待った時がやってきた、代表の発表じゃ」
言ったダンブルドアは手を翳して広間を照らしている灯りを全て小さくしていく。
その後手でゴブレットに触れた。
するとゴブレットから出ていた炎が一瞬だけ青から赤に変わり中から羊皮紙が吹き出された。
それをダンブルドアは開いて見る。
ダンブルドア「ダームストラング代表はビクトール・クラム」
呼ばれたクラムは周りの人と握手し合い立ち上がって代表者が集められる部屋に歩いていった。
ダンブルドア「ボーバトンの代表はフラー・デラクール」
デラクールもクラムと同じく代表者の部屋へ歩いていく。
ダンブルドア「ホグワーツ代表はセドリック・ディゴリー」
ディゴリーもダンブルドアと握手をして歩いていった。
ダンブルドア「宜しい！これで三人の代表が決まった！しかし、歴史に名を残すのは只一人！只一人が勝利の証として掲げられるのじゃ、この優勝杯を！」
ダンブルドアは振り返って後ろに置いてある優勝杯にかかっていた布を魔法で飛ばした。
するとそこで教員席に立っていたスネイプが前へと訝しげな顔をしながら数歩進んだ。
『セブルス？』
不思議に思った(名前)はスネイプと同じくゴブレットを見た。
するとゴブレットは又何かを吐き出そうとしていた。
又炎が赤くなり中から羊皮紙が出てくる。
ダンブルドアはそれを取りそこに書いてある文字を小声で呟いた。
ダンブルドア「ハリー・ポッター…」
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作者名：コウ | 作成日時：2020年4月18日 18時
