[Remake]CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ10)

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act.8 ページ10

ハリー達を責めていた(名前)の後ろに急に半透明の女が浮かび上がる。

『貴様、マートル！』

マートルは(名前)に後ろから抱きついてキスしようとしている。

『やめろ！』

マートル「良いじゃない、ちょっとだけ」

『断る！』

そういった瞬間に(名前)はその場から一瞬にして消えた。

ハーマイオニー「有り難うマートル、危ない所を救って貰っちゃったわ」

マートル「別に、その為に出て来たんじゃないもの」

ロン「マートル？はっ！もしかしてこいつが嘆きのマートル？！」

マートル「そうよ、何か悪い？」

ふわふわと浮いていたマートルはロンに詰め寄った。

ロン「い、いや、別に」

ハーマイオニー「マートルは(名前)さんの事知ってるの？」

マートル「ええ、生きてた時に(名前)の授業を受けた事が有るわ」

ハリー「え、Mr.コックスって授業してたの？」

マートル「ええ、してたわよ」

ハリー「何の？」

マートル「魔法薬学よ」

ロン「スネイプと一緒じゃないか」

そこまで話してハーマイオニーがポリジュース薬を作り始める。

あとの二人はそれを見ていてマートルは気づけばトイレの中へ戻っていた。

数日後…。

大広間に大勢の生徒が長方形のステージを囲んでいた。

そのステージにロックハートが上がっていく。

ロックハート「集まって、皆さん集まって。私がよーく見えますか？声はよーく聞こえますか？」

ロックハートは一度端から端まで歩き振り返って中程で止まった。

ロックハート「最近何かと物騒な事が続いているので校長に許しを得て決闘クラブを開く事にしました、万一に備え自分の身を守れるように皆さんを鍛えます」