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act.16 ページ18
数日後…。
スネイプは自室で魔法薬の調合をしていた隣には調合を手伝う(名前)が居た。
スネイプ「ここに何を足せば良いか分かるかね？」
『なんで俺が生徒にする様な質問に答えなきゃならないんだ』
スネイプ「良いから答えろ」
『ニガヨモギ』
スネイプ「左様、少しは覚えたみたいだな」
『俺は一回やった事は忘れない』
話している途中で(名前)は急に言葉を止めた。
スネイプ「どうした」
『ちょっとここを離れる追ってくるな』
声をかけるとすぐに(名前)はその場から消えた。
残されたスネイプは溜息を付き下に落ちた黒い羽根を拾い上げた。
スネイプの部屋から出た(名前)は嘆きのマートルの居るトイレの手洗い台の前に立っていた。
"手洗い台が一つ無くなってる…噂の秘密の部屋の入口はここだったか"
ポッカリと開いた隙間から下を覗き込む(名前)。
"うわ、くせぇ…白骨化した人間の臭いがする"
鼻の良い(名前)は常人では嗅ぎ取れない臭いに顔を歪める。
「(名前)ちゃん、又来たの？」
一人思案していた(名前)の背後にマートルが浮かんでいた。
『黙っていろマートル』
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作者名：コウ | 作成日時：2020年1月5日 21時
