[Remake]CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ16)

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全てが元に戻ったあと感動していた三人が(名前)が居た所を振り返るとその当人はそこには居らず黒い羽一枚が残されていた。

ハリー「お礼言おうと思ったのにな…」

ロン「前言ったみたいに本当に怖い人って感じじゃないかもね」

ハーマイオニー「ハリー、お礼なら次あった時に言えば良いわ。Mr.コックスだってずっと学校に居るんだもの」

ハリー「そうだね」

ずっと喋らなかったロングボトムは(名前)が現れた瞬間驚きと恐怖で慌てて部屋を出て行ったようだ。

その日の夜…。

巡回で廊下を歩いていた(名前)はスネイプの私室が有る地下へ向かっていた。

「〜〜〜〜〜〜」

"？"

(名前)は突然聞こえた声に不思議に思った。

"んだ、この声"

考えながらスネイプの部屋に入る。

スネイプ「今まで何処に居たのかね」

机に向かっていたスネイプがこちらを向いて聞く。

『巡回で…』

納得したのか返事をする事なくスネイプは机に向き直る。

『セブルス、さっき何か聞こえなかったか？』

スネイプ「…何も聞こえなかったが」

『そうか、なら良い』

数分後…。

(名前)は禁じられた森の奥に居た。

「誰だ？こんな所に来る奴は」

『アラゴグ、久方ぶりだな』

アラゴグ「その声、コックスか？」

(名前)が話しかけると穴の中から(名前)の何倍もある蜘蛛が出てきた。

アラゴグ「何の用だ」

『今日妙な声が聞こえてな、壁の向こう側から』

訝しげな目で(名前)を見るアラゴグ。

『又あいつが動いてる、壁の中でな…それに関わったとしてハグリッドが連れて行かれた』

そこまで話すと後ろから声が聞こえた。

「こんな所に何が有るのさ」

その声はとても怯えたロンのものだった。

『こんな所で何をしている、Mr.ポッターMr.ウィーズリー』

ハリー「あ、ミ、Mr.コックス。す、すみませんちょっと確かめたい事があって」

ロン「まずいよ、ハリー」