検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:27,906 hit

日常29:絶壁だと……? ページ30

「……?」
「立て」
「っおわ!!っなになになに……っ!」



言われるがままその手を取り立ち上がると突然抱き抱えられる。




「み、みられる!!なに!下ろして……っ!」
「鼻つまんどいた方が身のためですぜ」
「え、ちょ……っわぁ!!!」






意味深にそういうと、そのままダッシュして海の方へ向かう。いろんな人達の視線を集めながらそのまま総悟は……。





「オラ行って来やがれィ!」
「嘘でしょっ……!?ちょ、まっ」



ザボンっ!



そのまま私を海に投げ入れた。浅かったのが幸か不幸か溺れはしなかったがお尻を強打した上、鼻や口や目やら、穴という穴に海水が入り込む。




「っううぅっ!ぺっ!塩からっ!お尻痛っ!何すんの!?」




海水から顔を出し、口に入った海水を吐き出す。そして総悟を見るといつものドSヅラで私のことを見下ろし……いや、見下していた。




「しけたツラしてっからだろィ」
「なっ……」
「……水に濡れれば少しはいい女に見えると思ったが相変わらず絶壁には変わりねェな」
「……」




あーなんだろう……。さっきまで落ち込んでたのにこの気分は……。



水浸しで、まぁ海なんだけども。かき氷はないし、恋人に海水に落とされて、お尻強打して、海水鼻に入って……。




そして悪びれもせず絶壁だと……?




「胸は関係ないだろ胸は……」
「関係ないんじゃなくて、ないんだろィ。胸が」




あぁ、これは殺意というものか……。





プツンと私の脳内でなにかかが弾ける。





「っテメーにも海水の味わからせてやるァァァッ!!」

日常30:夕日→←日常28:冷たいなぁ.……



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 3z
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年6月19日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。