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「マサイのこと好きなのか?」
「うん」
「え、」
「え?」
「えっ・・・ マジ?」
「すきだよぉ?りょーちゃんのこともぉー、ちーくんのこともぉー、あとー「もういいもういい、わかった」、みーんなすきぃ」
「恋愛的には?」
「、ん〜・・・・・・それがわっかんないんだなあ〜」
「結局そこかよ」
「でもねぇ、なんか、ふたりでいるとしあわせだなぁ〜とはおもうよ、でへぇっ」
「・・・・・・まぁ、あいつは多分出会った時からお前のこと・・・・・・は?寝てる?」
* * *
「・・・・・・ここはどこじゃ、」
目を覚ますと、知らない部屋にいた。
いや、正式には知っているんだけれども、来た記憶が一切ないのだ。
「・・・・・・あ、おきた、」
「・・・・・・・・・なんでわたしマサイの家いるの?」
「シルクから家来いって言われて行ったら頼んだ、っつって預かった」
「あえて家までは送り届けてくれなかったのね」
「え、覚えてないの?」
「・・・・・・お恥ずかしながら」
「・・・・・・・・・寝ぼけてたのか回収してからくっついて離してくれなかったから、」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・ちょっと死んでくるわ、」
なんだそのお酒の力借りました的な女子あるあるのパターンのやつ!!こういう時だけ酔ってそれはまずい、失態すぎる。
マサイは優しく笑って、Aが酔う姿なんて久々に見たし可愛かったよ、なんて。
違うだろ、そうじゃない。
「・・・・・・マサイたん」
「ん?」
「、すきだよ」
「はっ?!」
「いつもありがと」
今はそういう風にしか伝えられないけどいつかは、なんて。
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こた - この作品とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - もしよければ、今日の深イイ書いて欲しいです。 (2019年9月30日 22時) (レス) id: b3e45f8b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぅ | 作成日時:2019年9月17日 16時