・ ページ36
・
元々わたしはシルクたちとは6人、マサイとは2人で遊んでいた。
わたしは中間にいる立場だからこそ虹にはなれない。
あの日マサイを引き連れてダホちゃんとザカオと一緒に土手に行ったのもわたし。
ということは、わたしは虹を輝かせる空じゃないのか、と。
めっちゃ良いように解釈してんのは重々承知。違うかもしれないけど、そういうことにしておいてください。
7色の虹を輝かせられるのが空の役目ならば、 空として、やれることをやりたい、やらせてほしい。
一回くらい縁の下の力持ちをやらせてほしい、なんて。
「ここにいるみなさんにしか出来ないんです、引き受けてくださいますか?」
ン「・・・・・・でもAは出ないんでしょ、?」
「うん・・・・・・ まぁ、今回は制作者側で参加するかたちにはなるかな」
ペ「、そんな・・・・・・・・・ 」
シ「・・・・・・・・・・・・・・・・やろーぜ、」
なんとも言えない空気を破ったのは、リーダーであるシルクの賛同の一言だった。
モ「えっ・・・・・・、やるの?A出ないのに?」
シ「その社長が直々に企画書持ってきたんだ、やるしかねーだろ?これこそ二度とないチャンスじゃん」
マ「、だけど・・・・・・」
シ「だし、やらねーとか言ってみ?こいつぜってーゴネるから笑」
「ちょっ、はぁあ?!社長に向かって随分な口叩くじゃんコイツ!」
どうやらみんな納得してくれたようでいつもの笑顔に戻った、よかったよかった。
さぁ、明日からまた忙しくなりまっせ。
・
132人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぅ | 作成日時:2019年5月6日 1時