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それからドライブに出掛けるまで、お義兄さんに色々と質問攻めにあった。
やっぱり男ってのは高級な車を持っていることもステータスの1つなんだろう。
俺にはよくわかんねぇけど。
ただやっぱり高級車ってこともあってか乗り心地は最高に良いと思う。
これも安全性の1つなのか。
球団もOKを出してくれた車なのでOKなんだろう。
あとは俺が安全運転をしよう。
御幸「じゃあ行ってきます。」
A母「気をつけて。お願いね、御幸くん。」
御幸「わかりました。」
A兄「車ん中でスるなよ。」
A「お兄ちゃん!」
御幸「ははっ。新鮮でいいかもですね(苦笑)」
そしてやっとお義兄さんから解放され、俺は車を走らせた。
A「ねえ、どこに行くの?」
御幸「決めてはないけど普段、海は見慣れてるから、山の方に行こうかな。今日は天気いい
から雪の心配もいらねぇし。」
A「楽しみ(笑)でも無理しないでね。疲れたら、ちゃんと休もう?」
御幸「わかってる(笑)」
実は行きたいところがあった。
ネットで調べた冬の桜が見れる場所。
たぶん行って、見て、直ぐに帰る感じになりそうだけど、それでもAと見たいと思った。
俺は埼玉の方に車を走らせた。
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作者名:奈緒 | 作成日時:2022年4月13日 6時