ご対面 ページ7
アニsaid
前回のあらすじ
クロムとリュゼ皇子が私を迎えに来てくれた!わーぁい!嬉しいなぁ!!(ヤケクソ)
ーーーーーーーーー
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
ナレク推しのフレーゼ、ヴィーノ推しのベリル、リオット推しのアリシア、メア推しのジュリアは、「わぁ、皇子と宰相だ!」「やっぱりこのキャラバンにくるって本当だったんだね!」と嬉しそうにこそこそ喋っている。
クロム推しのアリア、リュゼ皇子推しのエルザを恐る恐るみる。
ただ黙ってプルプルと小刻みに震えるエルザ。
そして固まって動かないアリア。
「えっと、クロム、リュゼ皇子、ごめんね!本当に!あの、今すぐお城にダッシュで戻ってもらえないかな!?」
お願い逃げてぇぇ!!!
「‥‥‥はぁ?」
「えっと、何故ですか?」
で、ですよねー
イキナリこんなこと言われても帰んないよね!
「ああああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
「きゃああああ!?どうしたのエルザ!?」
リュゼ皇子推しのエルザが奇声をあげた。
お、遅かった‥‥‥!!
「クロム様がいるなんて、夢ですよねぇ!!」
「まってアリア!何処にいくの!?」
何処かへ走り去ろうとするクロム推しのアリアの手を掴む。
「ちっ、こんなに大人の色気っていうやつがでてるなんて予想外なんですよ!」
小声で呟く。
「えっと、つまり、実際に見たらカッコよくて直視できないってことかな?」
「‥‥‥違いますよ!?私男の子好きですもん!みれる!みれます!!ほらほらみてますよ!!ほら!ほら!!」
アリアはクロムをチラチラみて、そしてクロムに急接近した。
しまった!余計なこと言うんじゃなかった!
「ごめん!ごめんね!直視できるよね!わかったから離れようかアリア!!」
「嫌だ!!疑わないでください!私は男好きです!」
「疑ってないし、男好きってクロムの前で宣言しちゃダメでしょ!?」
「うわぁぁん!男の子怖いぃぃぃ!!」
「アリア、落ち着いてぇぇぇ!!」
あああ、どうしよう!カオス!カオスだよ!
アリアに落ち着くよう言っている間に、リュゼ皇子推しのエルザは、
「え!?なにしてるの!?」
「リュゼ皇子に踏まれてるの!」
「それはみたらわかるんだけどね!?」
なぜかリュゼ皇子に踏まれていた。
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キール(プロフ) - シリウスさん» はずしました〜 (2017年7月1日 21時) (レス) id: 9e25c82f86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キール | 作成日時:2017年7月1日 21時