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恋7% ページ9

〜次の日の朝〜



「そろそろ来るかな・・・」



おはようございます。読者の皆さん。←メタィ



ただ今の時刻は七時八分です。細かいって?気にすんな←ちなみにまいほーむなうです。



ピンポーン



「A〜お友達きてるわよ〜・・・あら、彼氏さんだったかしら。」



「今行くーってか彼氏じゃない!!///」



私はカバンを手に取り、玄関に向かった。



「行ってきます」


「行ってらっしゃい」



私が家を出る時見たのはにやにやしながら私を見送るお母さんだった。



解せぬ



ガチャッ



「おはようございます、及川先輩」



「あ、おはよう。水戸ちゃん」



・・・・なぜか及川先輩がムスッとした顔になった。



そんな顔してどうした、ウザ川←



「どうしました?」



「ねぇ・・その『及川先輩』ってのやめない?」



?だめなの?



「じゃあ何て呼べばいいんですか?」



及川さん・・・とか?



私は考えながら及川先輩の少し前を歩く。



「うーん・・・じゃあ、徹って呼んでよ。」



うーん、一応←先輩だし・・



「さすがに呼び捨ては無理ですよ」



及川side



なんでかわかんないけど・・・水戸ちゃんに及川先輩って呼ばれるの、嫌なんだよね。



「うーん・・・あ、じゃあ」



「うんうんっ」



俺はちょっとドキドキしながら、彼女の答えを待った。



「(どんな答えが返ってくるかな・・?)」



彼女はくるりと振り向き、



「徹さんっ!」



首をかしげてニコッと笑みを見せた。



「っ///」



自分の顔に熱が集まるのがわかった。



「(可愛すぎでしょ・・!)」



いつも自分の周りにいる女子とは違う。あざとい首をかしげる動作も、笑いながら名前を呼ぶ



動作も。今まで感じたことのないドキドキだった。



「?照れてるんですか・・・?」



「はぁっ!?て、照れてなんかないし!!」



俺が知ってる君は、クールであんまり笑顔を見せてくれなくて、生意気な失礼な子だと



思ってたけど・・・・



「反則でしょ」ボソッ



こんな感情、俺は知らない。本物の愛なんて、恋なんて、俺は・・・・知らない。









恋って、なんだっけ?





「おいk・・徹さん!」



「あ、なに?」



「なに?じゃなくて。どうかしました?」



水戸ちゃんが俺の顔を覗き込む。



「何でもないっ。それより、早くいこっ」



俺は彼女の手を引いた。









  君に惹かれているのを気づかれないように

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作者名:子ねこ | 作成日時:2017年6月26日 20時

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