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色っぽく半開きになった唇を
てろりと優しく舐める。
黄「んっ…」
ぴくりと可愛い反応をする淳太に
また理性が吹っ飛びそうになるのを抑えて、
俺はぎゅっと淳太を抱きしめた。
青「寂しかったのに我慢して偉かったな。
でももう我慢せんでええよ。
今日はずっと、一緒におるから」
手を離して今度は頬に軽くキスをする。
そのままゆっくり寝かせ、
枕元の棚からマスクを取り出してつけさせる。
淳太がもぞもぞと動いている間に
自分もマスクをつけて、
淳太の隣に潜り込んだ。
大きく瞳を開かせた淳太を優しく抱き寄せる。
青「今言うたやろ？今日はずっと一緒におる、って。
まぁ俺も淳太と一緒にいたいし、
これしてたら多少は安全やん。
やから、くっついて寝よーや」
冷えピタが貼られた額に自分の額を軽く当てる。
すると淳太は、
マスク越しでも分かるくらい幸せそうに微笑んだ。
黄「…ありがとぉ、流星
だいすき」
きゅっと腕を回して俺の腕の中に収まる淳太。
とろけた声は、熱のせいだけではないようで。
青「…ふふ、知っとる。
俺も大好きやから」
すっぽりと収まる可愛い恋人をしっかり抱きしめる。
そうしている内に、
いつの間にか2人とも眠っていた。
〜・〜・〜
翌日。
半日ぐっすり眠っていたおかげか、
淳太の熱は下がっていた。
ちなみに俺もちゃんと平熱やったで。
淳太からもらうんやったら
俺は全然かまわんしむしろ嬉しいねんけど、
淳太が気にしてまうし、仕事にも影響あるから、
まぁ良かったってことでええよな。笑
黄「いやー、一晩で治ってもうたわぁ。
俺もまだまだ若いな」
トーストをかじりながら真顔で言う淳太。
ボケなんかガチなんか分からんねん。
青「まーそれもあるんやろうけど、
そこはやっぱ愛のパワーやない？」
黄「……」
…ん？
つっこまれるかと思ったのに、何も返ってこーへん。
飲んでいたコーヒーを置いて正面に顔をやると、
黄「…まぁ、流星の看病のおかげやし…
ずっと隣おってくれて、安心したし。
そういうことにしといてあげるっ」
淳太は真っ赤な顔でそう言い、
素早く食べ終えて食器を台所へ運んでいった。
…ほんっまずるい。
俺は立ち上がって追いかけ、
後ろから淳太を抱きしめる。
青「昨日は俺、けっこう我慢しててん。
やから今日は我慢せんわ」
黄「…あほ…///」
恥ずかしそうに尖った唇に、
甘いキスをプレゼントした。
ー ー ー ー ー ー ー
リクエストありがとうございました！
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
