一生、愛してる。2 [JW] [青×黄]

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・おまけ・


黄「ちょおっ…なぁ流星！」

抗議をする中間の声を聞き入れず、
藤井は黙って空き室へと連れてきた。

青「なーに」

ドアが閉まったのを確認してから、
手を離して中間をまっすぐ見つめる。

黄「だからっ、何であんなこと言うたんよ！」

青「んー、聞かれたから？」

黄「やとしてもあれは言わんでええことやん！
俺メンバーにそんな話したくないもん！」

青「しー」

大声を出す中間の唇に、
藤井は自分の人差し指をあてた。

青「一応扉閉めてはいるけど、
外におる人に聞こえてまうかもしらんから、
もうちょい声抑えて？」

黄「っ、…〜っ…！！」

中間は悔しそうに顔を歪ませ、
キッと藤井を睨みつけた。
藤井は人差し指を離しながら、ふはっと笑う。
そして、まぁでも、と前置きをして、
眉を少し困ったように下げた。

青「ちょっと軽率なこと言うてもうたかなー、
とは思ってんで？
やけど、自慢したかってんもん」

黄「…自慢？」

青「そ。
俺と淳太はめちゃめちゃラブラブやぞ、って」

嬉しそうに笑う藤井に、
中間は呆れたように大きくため息をついた。

黄「…お前なぁ…ほんま、アホちゃう…？」

青「おん、俺さぁ、淳太のことやと
めっちゃアホになってまうねん」

黄「俺関係なく普段からシンプルにアホやろ」

青「んははっ！笑
えー、否定はできひんなぁ笑」

ころころと笑う藤井につられて、
中間の表情もやわらぐ。

黄「…まぁ、気持ちはわからんでもないんやけど」

ふぅ、と1つ息を吐いた中間は、
藤井の服の裾をきゅっとつかみ、
上目遣いで彼を見上げた。

黄「俺も、俺の彼氏めっちゃかっこいいやろ、
って、みんなに自慢したいもん」

目を見開いた藤井は、
ゆっくりと口角を緩ませ、優しく微笑んだ。
そして、中間の耳にそっと顔を寄せる。

青「可愛いな、じゅん」

黄「っ！！」

大きく反応を示した中間へ、
藤井はニヤリと笑って頰にキスを落とす。

黄「…もぉ、りゅうの、あほ」

真っ赤な顔で恥ずかしそうに言った中間は、
そのまま近くにある藤井の肩にぽすんと顔を埋める。

藤井は満足げに笑いながら、
愛おしそうに中間をぎゅっと抱きしめた。

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