一生、愛してる。 [JW] [青×黄]

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流星おすすめのお店に行き、
個室へ案内される。
店員さんが出て扉が閉まると、
その瞬間に流星はふわっと甘い笑顔を浮かべた。

青「あ、ヤバ。顔緩んでもうた」

黄「どないしたん？」

青「んー。やっと2人きりやなって」

にこにこと笑いながら、
こちらをまっすぐ見つめてくる流星。
…その顔に、俺は弱いんや。
絶対に赤くなっているであろう俺を見て、
流星はまた嬉しそうに笑った。

青「…好きやで」

俺の頰をすりっと撫でて、優しく囁く。

黄「…俺も」

その手に俺が自分の手を添えると、
流星は少し頰を赤らめながら、
ぎこちない動きで唇を重ねた。

青「…なんか、まだ慣れへんな笑」

黄「うん笑」

2人ではにかみ合っていると
ちょうど注文していた品物が届いたので、
俺たちは食事を取ることにした。


青「…うりゃ」

黄「ちょ、なに？笑」

青「んはぁ笑」

黄「お前、酔っとるやろ笑」

いきなり俺の頰に指をぶすっとさして
ぐりぐりし出す流星。
俺の言葉に、そうかも〜、とへらへら笑いながら
ふにゃけた声を出した。

黄「明日も仕事なんちゃうの？」

青「だいじょーぶ、いける」

黄「ほんまかぁ？笑」

ちゃんと家まで帰してやらななぁ、と
思っていると、
流星はまたいきなり、俺の首の肉をつまんだ。

黄「おいこら、伸ばすな」

青「…あかんでぇ」

黄「は？ なに？」

青「淳太は、俺の恋人やろ？」

酒で赤らんだ顔のまま、
流星の瞳は射抜くような鋭い光を放っていた。
つまんだ手を離し、そこに指を這わせる。

青「ここも、俺だけしか触ったらあかんねん」

黄「…どういうこと？」

青「…あいつ、ここに思いっきり顔埋めてたやん」

何の話や、と今日一日を思い返していると、
歯の多い笑顔がパッと頭に浮かんだ。

青「仲ええのはな、別にええねん。
メンバーやし、俺も望と2人で遊んだりするし。
でも、最近距離近すぎると、…思いませんか？」

流星は首に這わせていた指を握りこんで、
マイクを向けるかのように俺の口元へ持ってくる。

黄「…え、しげと俺が、ってこと？」

青「…自覚ないん」

黄「いや、自覚も何も、
あれは俺をいじり倒して遊んどるだけやん」

青「そんなあなたは満更でもなさそうですが」

黄「えぇ…？ そりゃ、嫌ではないけど…」

なんでこんなに突っかかってくるんや。
流星が恋人であることと
しげがめっちゃ絡んでくることって
なんか関係ある？

…あ。

黄「…もしかして、流星、
しげに嫉妬…してるん？」

3→←嫉妬

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