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一度深呼吸をして、
みんな聞いて、と言う。
するとまた、部屋は静まった。
青「…淳太とは、3年前から付き合ってる。
お互いに恋愛対象が男ってわけやないし、
メンバーとしての好きと恋愛感情が
ごっちゃになったわけでもない。
特別に惹かれ合って、心から好き合ってる。
やからこの指輪も、…普通のお揃いもんやなくて、
あの、そうゆうことやし。
…俺ら、真剣に付き合ってるから、
みんなにこの関係、認めてほしいねん」
黄「…っ、俺も、本気で流星のこと好きやし、
これからもメンバーとしてだけやなくて、
恋人としてもずっと一緒におりたい。
…やけど、それがみんなの仕事の迷惑になる
可能性があるんも、よぉわかっとる。
やから今まで黙ってたんやし、…やけど、それでも、
そこを重々承知した上で、出した答えやから…
気持ち悪いって、嫌って思われるかもしれへんけど、
みんなに、知っててほしい」
2人で正直な気持ちを伝える。
少しの間流れた沈黙を破ったのは、
橙「…2人とも、言いたいこと全部言うたか？」
凛とした照史の声だった。
黄「っ…」
びくっと反応した淳太の手に、もう一度力を込める。
青「おん。これ以上、隠しとることはない」
橙「…そうか」
目の前に来た照史をまっすぐ見つめると、
照史は俺たちの肩にぽんと手を置き、
橙「ほなええわ！」
と言って、笑った。
黄「…えっ」
青「、へ？」
橙「いやいや、2人とも何驚いてんの？笑
あ、まさか別れろとか言われるて思たんか？
あっほやなぁ〜！
真剣に付き合うてる2人に、そんなこと言わへんよ」
桃「、せや！俺らやって同じ気持ちやぞ！」
緑「俺らは2人のこと応援する。
変やとか、気持ち悪いとか、そんなん思わへん」
赤「つうかお前ら、3年も隠しとったん！？
はよ言えや！もっといじったったのに！」
紫「いやいじるんはあかんやろ！
…いやでもよぉ隠しとったな！気付かんかったわ〜」
楽屋は一気に騒がしくなる。
その声は明るく、俺たちを中傷する響きは
全くと言っていいほど存在しなかった。
瞳をうるませてみんなを見渡す淳太は、
神ちゃんに頭を撫でられると、ぼろっと涙を溢した。
黄「…み、んなっ…ほんまに、ありがとぉっ…！」
泣きじゃくる淳太に、みんなは優しい笑みを向ける。
ほんまに、ええ奴らや。
メンバーがこいつらで、ほんまに良かった。
青「俺、淳太のこと、絶対幸せにするから」
俺が言うと、みんなはまた、
はやしたてるようにやいやいと騒ぎ出した。
I love you forever→←2人でおったら、何があっても大丈夫
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とも(プロフ) - いつも更新を楽しみにしていました。かわいくてもどかしくて少し悲しくてでも愛に満ちていて、読んでいて幸せでした。大好きです！続きがあるとのこと、お待ちしています。 (2021年1月10日 17時) (
レス) id: ecd8d176d9 (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2021年1月10日 2時) (レス) id: 22d3e69b05 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - あ、 、、ちょっと泣きそうになりました...ほんとに大好きなお話です！これからもずっと読ませてください！ (2021年1月9日 7時) (レス) id: 5329dbae7e (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - この後の展開も楽しみです！ (2021年1月8日 19時) (レス) id: 22d3e69b05 (このIDを非表示/違反報告)
じ ゅ が 。(プロフ) - 喧嘩のとこで別れた時は本当に泣きそうになっちゃいました 笑 仲直りして 、 結婚までいけて嬉しすぎます 笑 つい感情移入しちゃうぐらいリアルでとてもきゅんきゅんします 笑 有難う御座いますっ (2021年1月8日 19時) (レス) id: 2da2fede4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2020年11月6日 22時
