第七百六十一話「嫉妬100%」 ページ28
茂夫「…どうして?」
第三人格「うん?」
茂夫「どうして?Aちゃんは急いでるって言ってるけど、僕の話を聞く時間はないのに猗窩座さんとかに事情を説明してついてきてもらう時間はあったの?」
漸「おっとコレ嫌な予感するぞ、早くどうにかしないと100%になりそうな気がするぞ」
A「そりゃあ今回の件は内容が内容だもの、力を借りる人材は慎重に選ばないと危ないわよ」
茂夫「それ、なんで僕はダメなの?僕は他でもない君の兄弟子だし、僕だってAちゃんの力になりたいよ。ねぇ、どうして?」
第二人格「…モブ」
茂夫「何?」
第三人格「誤解のないよう言っとくけど、もしモブをこの異変解決に連れてく事になったとしても猗窩座達は引き続き連れてくからね」
茂夫「…え?」
A「あー、まさかとは思ってたけどやっぱりわかってなかったか…」
茂夫「僕、一応バリア張りながらサイコキネシスとかそういうのもできるんだけど…それでもダメかな?」
第二人格「うん、ダメだね。今回出てきてるヤンデレ共のうちの大多数があたし達の友人知人である以上ありとあらゆる方面において万全な対策ができてる必要がありまくるから、どう足掻いてもこっちの人手がモブ一人じゃとても足りないわね。下手しなくても多分マレウスとかも相手しなきゃだし」
茂夫「だから僕以外のいろんな人を連れていくの?」
第三人格「そんなとこ。今の説明でわかってくれたみたいだし、くどいようだけど我々今急いでるから。そんじゃーねー」
茂夫「…許せない」
(突如として空気が張りつめる)
A「…おっと」
茂夫「ごめん、Aちゃん。それでもやっぱり、君が僕以外の人と一緒にいるなんて許せないよ」
▽影山茂夫 嫉妬100%のすがた
第二人格「はいアウトモブアウト絶対アウト!」
第三人格「急募:霊幻師匠」
A「しかし当の師匠は我々が助けに行かないと募りようがないという」
ゴクオー〔あー…まずいぜAちゃん、あの人今嫉妬100%と同時進行で擬似オバブロしかかってる。早いとこどーにかしないと色々厄介だ〕
第二人格「いやマジでこれ"急募:霊幻師匠"すぎるんだけど」
茂夫「そっか…師匠いい人だもんね、確かに師匠だったら警戒はしなくてもいいと思うよ」
漸「姉ちゃんヤバい、今の会話でこのワールドでの俺達の目的が霊幻師匠だってバレた」
第三人格「どっちみち"急募:霊幻師匠"なうなのは変わんないから大丈夫よ」
第七百六十二話「あくのはどう」《優等生のヤンデレ》→←第七百六十話「実体を伴って」《100%のヤンデレ》
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翡翠ユキ(パイプを許すな)(プロフ) - まぁ、大丈夫っしょ。さん» なるほど...お返事ありがとうございます (4月3日 0時) (レス) id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - 翡翠ユキ(パイプを許すな)さん» 質問ありがとうございます。魔王スキルはシスコの固有スキルなので、「こんなキャラだったら誰でも使えるもの」ではなく「少なくともまぁ、大丈夫っしょ。時空ではシスコだけが使えるもの」という認識になります。 (4月2日 23時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠ユキ(パイプを許すな)(プロフ) - 質問なんですけど、魔王スキル覚醒させるキャラの基準ってなんですか? (4月2日 22時) (レス) @page39 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» 変わらず読み続けてくださりありがとうございます!っと…もしかしてポケモンSVの方も見てくれてたりとかしますか…?だとしたら歓喜の余り踊り狂いますが…? (3月26日 1時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - お久しぶりですもうパート18ですか〜今までに無いくらいの異変の長さですもんねお疲れ様です。殺意は栄養素だし元素…よし覚えた((。あなをほるってそういう使い方もできるのか…流石女神の神獣(ポケモン)面構えが違う。 (3月26日 0時) (レス) @page24 id: 19bed8b65b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2024年3月11日 19時