第六百四十四話「逃走劇」 ページ10
第二人格「リレミト！」
(ダブル野菜実働部隊一行が脱出した)
スタンリー(ッ！やられた、姉が創造神で弟が破壊神の姉弟が相手なんだから魔法の一つや二つぐらい想定しとくべきだった…俺の判断ミスだ)
〜一方その頃、A達は〜
第三人格「ゼノの事もあるしちったァ時間稼ぎできるかしらね…ところで漸あんた今これ何処に向かってんの？」
漸「科学王国…にしようと思ったけど、この謎時空でコーンシティに降ろされたんだったらまぁ、ワンチャンペルセウス号かなって。つーわけで今科学王国の船"ペルセウス号"に向かってっから」
A「あーそれは確かに今回の捕虜絶対そこにいるわ。帆船が扱えるタイプの船好きだし」
猗窩座「…ッ！伏せろ！」
(その場に伏せた実働部隊一行の頭上を銃弾が飛んだ)
第二人格「あっっぶな…あと数秒遅れてたら未起隆がヘッドショットくらってるとこだったわ」
漸「つーか敵が追いついてくんのが予想以上に速ェ…どうしたもんか」
スタンリー「あんたらが存外行動早くて驚いてっけど…まさか、本気で俺から逃げ遂せられるとでも思ってんの？随分ナメられたもんだね」
第三人格「逆に逃げられない可能性がないわ、こちとら人外パーティだぞお前！」
マルティナ〔確かに…〕
※現在のダブル野菜実働部隊一行の内訳:神二人(三人格を三人とカウントするなら四人だけど)、鬼二人(一人鬼神だけど)、宇宙人一人(原作では本当に宇宙人かどうかわかってないけど)※
スタンリー「言っとくけど、あんたらが警戒すべきは俺だけじゃない。既にうちの戦闘員達をここいら一帯に配置してある…俺に追われながらそれら全部かいくぐれるってんならやってみなよ」
A「楽勝。あたし達と猗窩座が何回多勢に無勢系のピンチ乗り越えてきたと思ってんのよ。それにうちの弟や無惨も強いし、未起隆だって今回の件でなかなか戦闘経験積んでるし…っていうのを今から証明してあげるわ。もちろん実演でね！」
(猗窩座を先頭に爆速で包囲網を抜けていくダブル野菜実働部隊一行)
漸「ヤベェー、正面の敵は猗窩座が全部ぶっ飛ばしてくれるからマジで楽」
第二人格「ねぇ思ったんだけどさ、これ最後尾あたし達の方がよくない？めっちゃスタンリー追いかけてきてるし後方からの銃撃止まんないじゃないのよ」
※現在漸君が最後尾※
未起隆「絶対ダメです。先頭からの攻撃は全部猗窩座さんが対処しています、Aさんが今一番安全なのは猗窩座さんの真後ろですよ」
第六百四十五話「磁力」→←第六百四十三話「貧血」《スナイパーのヤンデレ》
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
