続き『スイカ加入』 ページ40
漸「マジで今回お疲れ姉ちゃん…お、ルイスから連絡来た。準備できたって」
第三人格「よし、それじゃあ次行くわよ次」
スイカ「ちょっと待ってほしいんだよ！」
コハク「スイカ！？どうしたんだ！」
スイカ「あのね…スイカも一緒に行きたいんだよ！スイカもコハク達と一緒にみんなのお役に立つんだよ！」
漸「うん、お前はマジでお役に立ってるのしか見た事ないけどなスイカ…姉ちゃんどうする？俺は連れてっていいと思うけど。基本的に戦闘能力ないけど、他の奴ならともかくスイカだったら大丈夫だろうし」
A「あんたそれホントに大丈夫なんでしょうね。ある程度自衛ができないとマジでヤバいわよ今回」
漸「いや、うん、大丈夫。多分」
第二人格「ワールドの性質とかその辺考えるにこの子戦闘能力ほぼほぼないわよね？ない上で連れて行った方がいいとか言うんなら、あんたがちゃんとスイカの事守るのよ」
漸「や、それは確かにそうなんだけど…自衛云々も多分あんま問題ないっていうか…」
第三人格「ハッキリしない物言いだわね…何隠してんのよ」
スイカ「大丈夫なんだよ、漸のおかげでスイカも自分の身を守れるぐらいの力はあるんだよ！」
A「…"漸のおかげで"？どゆこと？」
ゲン「えっ…漸ちゃん？もしかして"あの事"、まだAちゃんに言ってないの？」
漸「…」
第二人格「あの事って何よ、教えなさいよ」
漸「…前にさ、姉ちゃん言ってたじゃん。俺が姉ちゃんよろしく神の力を与える事はできなくもないけど、破壊神の俺は創造神の姉ちゃんと比べると創り出すのに長けた魔力が全然ないからできても数回だけだって」
第三人格「えぇ、言ったわねあたし達の独り立ちにあんたがついてきた時に…まさか」
漸「うん…少なくとも俺の"一回目"はスイカにあげた」
A「…マジか…」
漸「だって俺とスイカしか生き残ってないってなって、俺がいない時何かあったらヤバいなって…」
第二人格「それはそうだけども…しかしこれでスイカが霊幻師匠とかユウレベルで魔法適性が皆無とかそういう事でもない限り最低限の自衛はできる事が判明したわね。わかった、いいわよついてきても」
スイカ「やったー！ありがとうなんだよ！」
第三人格「はい、それじゃあ話がまとまった所でみんな控えに戻んなさい」
(A達以外が控えに戻っていき、次のワールドへのゲートが開いた)
A「それじゃあ…いってきます！」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
