第六百六十九話「回避失敗」 ページ35
A「千空は超絶合理的主義者で恋愛諸々は面倒臭いって認識の人じゃなかったっけ」
漸「まぁ普段の千空は大体そんな感じよな。んでそれがヤンデレ化ってなるとどんな感じか一ミリも想像つかねェや」
第二人格「そういう事なら我々が頑張れば戦わずとも乗り切れそうね。サクッと流してゲン探しに移りますか…久しぶりだァね千空、新横で武々夫が変なのに取り憑かれた時以来じゃないかしら」
※【吸血鬼すぐ死ぬ×その他諸々】異界の最強女神と最弱の吸血鬼 Part7参照※
千空「そーいやんな事もあったな…で？何しに来た」
第三人格「ちょっと我々今人探しなうでね。そんでそいつがここにいる可能性大だから来たのよ」
千空「そのためだけにわざわざここまで来てんのか、ご苦労なこった」
A「そーね。じゃ、そんなわけで我々今急いでるから」
千空「待ちやがれ」
第二人格「あん？何よ」
千空「…テメェ、誰を探してやがる」
第三人格「あんたんとこの蝙蝠男ですけど？」
千空「あﾞー…メンタリストか」
A「何よ、文句おあり？」
千空「ありまくるわ…テメェは俺だけ見てろ。余所見すんな」
第二人格「ごめん回避失敗した！漸、乾電池貸して！というか
漸「どうやって貸せばいいんだよ波紋って！！」
コハク「科学王国で武力No.1の司を膝蹴り一発だけでぶっ飛ばせるなら、パワーミジンコの千空ぐらい余裕だと思うが…」
第三人格「あっ人並みの力すらないのねコイツ！？オッケーわかった、そんじゃあ今からグーでなんとかする！」
リドリー〔おおよそ狙われる系ヒロインのセリフじゃないな〕
漸「まぁそもそも最重要護衛対象でありながら組織の最高戦力とかいう時点でだいぶおかしいんだよな」
千空「テメェ、逃げる気か」
A「あら、よくわかってるじゃないのよ」
千空「たりめェだろ、バカでもわかるわ」
シスコ「そりゃそうだろうな」
第二人格「まぁあんたの今のムーブ見るにどう足掻いてもあんたは敵ヤンデレだし抵抗はしてくるだろうから、どの道あんたの事はぶっ飛ばすつもりしてるけど」
千空「あﾞー…テメェが踵返して逃げ出そうが構わねェけどよ、俺は何があっても絶対にテメェを見つけ出すからな。それだけは覚えとけ」
第六百七十話「愛です(力説)」→←第六百六十八話「ある種の重たさ」《科学のヤンデレ》
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
