第六百六十七話「ゴジラとゼットンとキングギドラ」 ページ33
漸「そりゃそうだろ。つーか俺前にしてなかったっけ、"うちの姉ちゃんが創造神"って話」
クロム「そーいやそんなヤベー話されたようなされてねェような…」
猗窩座「A、腕は大丈夫か？何処も痛いところはないな？」
第二人格「この通り何ともないし、痛くなかったって言ったら嘘になるけど実際全然大した事なかったから大丈夫よ」
コハク「普通の女子だったら骨が折れるレベルの力で握りしめられたのに腕に痣一つない…！」
漸「うちの姉ちゃんの防御力マジヤバいから」
クロム「司に腕握りしめられて痣一つねェのはホントのホントにヤベーだろ…」
猗窩座「本当だな？」
第三人格「えぇ、それにコイツは辛うじて"すまない"が言える程度の良心は持ち合わせてるようだしこれに関しては許してやって頂戴。これに関しては」
コハク「二回言ったな」
猗窩座「そうか、ならいいんだが…」
A「ともかく今回は下がってなさい猗窩座、ここはあたし達が片付けるわ…神の
ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ ﾄﾞｯｶｧｧｧﾝ
(司に特大の雷が落ちた)
司「………A…頼む…行かないで、くれ」ﾊﾞﾀｯ
(司が黒焦げになって倒れた)
第二人格「よし、じゃあ引き続きゲンを追っていくわよ」
コハク「待ってくれ。君達は今ゲンを追っているのか？」
クロム「つーか漸も何気に司がぶっ飛ばされても止めねェし、何がどうなってんだ？」
第三人格「当たり前でしょ敵の頭なんだから」
漸「姉ちゃん…言い忘れてたけど、司はなんだかんだ和解して科学王国の味方になってる。ついでに俺の友達でもある」
...。
A「ざっけんじゃないわよなんであんたそれをもっと早くに言わないのよ、司めっちゃぶん殴っちゃったじゃない！！」
漸「しょうがねェだろ姉ちゃんと司が一触即発(司の方は割と追いすがってるけど)状態だったんだから！姉ちゃんは十三歳の自分より三歳下の弟があのゴジラVSゼットンみたいなガチで手の出しようがない空間の中に割り込んでいけるとでも思ってんのか！？」
コハク「破壊神である君が何を言うんだ」
シスコ「仮に司がゴジラでAがゼットンだとしたらお前はキングギドラぐらいあんだろ」
第二人格「とりあえず…すみませんでした、貴方を"神の身分でもないのに何の罪もない人達の命を選別する正義の味方気取りのサイコ野郎"だと思って接してた事に対して深くお詫び申し上げます」
第六百六十八話「ある種の重たさ」《科学のヤンデレ》→←第六百六十六話「敵意しかない」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
