第六百六十四話「闇深きシスコ・カーライル」(猗窩座、キヨ、シスコ・カーライル出ます) ページ30
ボタン〔ここからはあくまでウチ個人の考えなんだけど…多分"もうAに嫌われたくない、周りと同じように接してもらいたい"っていうシスコさんの望みが最悪の形で現れたって事だと思う〕
漸「つー事は…シスコ、今回の件の中で姉ちゃんに"大嫌い"だなんて言われようもんなら」
第二人格「擬似オバブロまっしぐらって事ね…ナチュラル恐ろしいわ。一度目の一件の時のは駄作者のキャラ造形があんまりよく定まってなかったうえ何故か途中でヤンデレ化解けたからわかんなかったけど、実際はこんな感じだったのね」
ボタン〔…ウチ、実は今までシスコさんがめっちゃキレッキレのツッコミ入れてるの見てて"ヤンデレとは思えんぐらい正気度高いんだが"とか思ってたんよ。でも前言撤回、ヤンデレとは思えんどころかバリバリ闇要素の塊だったし何なら現時点でダブル野菜に加入してる味方ヤンデレの中でもダントツで闇深い。Aから
漸「まぁ魔王スキル所持者という意味ではコイツはもう既に魔王だけどな」
ヒナイチ〔ここまでの流れで"一番ヤンデレっぽい味方ヤンデレ"の座は十日目の夕方までは左之助君、十日目の夜まではメフィスト先生、十二日目の昼下がりまではキヨさん、その後からはゴクオー君のものだったが、まさかこのわずか十分程の間にゴクオー君を蹴落とす勢いの闇を見せてシスコがその座に君臨するとは思わなかった…〕
ゴクオー「ともかくAちゃん、こうなった以上ホント態度と言葉遣い気をつけてな」
第三人格「えー…どうにかして外せないかな、ヤンデレ特性"魔王の切望"…あっそうだ」
マルティナ〔何か思いついたのね？〕
A「えぇ。てことでそうね…ゴクオーは控えに戻んなさい、そんでシスコこっち来て」
ゴクオー「ん、わかった。じゃあシスコサン、あと頼んだわ」
シスコ〔おう…〕
(ゴクオーが控えに戻り、シスコが実働部隊の方に来た)
シスコ「で、何だよ」
第二人格「司戦の間はこうしてなさい」
(当たり前のようにシスコと手を繋ぐA)
シスコ「んなっ…」
第三人格「これならあたし達が多少悪態ついても大丈夫でしょ」
漸「姉ちゃん、シスコぐらいの感じだったら多分隣に置いとくだけでいいと思うんだ」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
