第六百五十話「それはもう終わり」 ページ16
第三人格/漸「「以上です裁判長！！」」
ゴクオー「白」
漸「マジかよ！」
A「こいつァ面倒な事になったわね…」
モズ「面倒か〜…俺初めて女の子にそんな事言われたかも」
第二人格「知らねェわよさっさと通しなさいよ、テメェの戯言に付き合ってる暇ねェのよこっちは！」
モズ「俺にここまで言わせておいてまだ戯言とか言うんだ？へー、いい度胸してんじゃん」
第三人格「じゃ、我々急いでるから」
モズ「行かせると思ってんの？」
(Aに壁ドンするモズ)
漸「あっバカ今そういう事すっと」
(モズが猗窩座とゴクオーとキヨさんの三人から同時に飛び蹴りされた)
漸「"お前
猗窩座「A、大丈夫か！？」
A「えぇ、お陰様でこの通りよ！」
猗窩座「そうか、ならよかった」
キヨ「お前ホント視神経どうなってんだ、どう見てもAめちゃめちゃ嫌がってんのよ。マジで俺お前みたいなのに絶対A渡さねェからな」
ゴクオー「右に同じく。大体さ、Aちゃんが嫌がってんのにまだ食い下がるとかアンタホントどういう神経してんの？」
モズ「過保護だね〜。Aちゃんだって君達がそんなんじゃ息苦しいんじゃないの？」
第二人格「ジーマーでサンキューあんた達、さっさとコイツぶっ飛ばして先行くわよ」
漸「姉ちゃんめっちゃこの人達頼ってんだけど」
モズ「Aちゃん俺の事嫌いすぎじゃない？ま、負ける気しないけど」
第三人格「…言ったわね？じゃ、うちの猗窩座に勝てたら話ぐらいは聞いてやらん事もないわよ」
モズ「乗った。んじゃ、どっからでもかかってきなよ」
漸「嘘だろ姉ちゃん…そこまで来るとなんかもう最早笑いしか出てこねェよ」
A「はい、それじゃあ両者構えて。３､２､１､どん！」
ﾄﾞｺﾞｼｬｱｯ
(次の瞬間、猗窩座がモズの間合いに入り込んで正拳突きを一発叩き込んだ)
猗窩座「A、勝利条件は？」
第二人格「ノックアウトか相手が立てなくなったら勝利」
猗窩座「そうか…手加減出来ないかもしれないが、構わないな？」
第三人格「もうあんたの勝ちみたいなもんだし、今のでノックアウトされてないようならいいわよ」
猗窩座「わかった」
(引き続きボコボコにされるモズ)
漸「あ〜あ…ご愁傷さま」
キヨ「まぁ神の力も持ってない無能力者で勝てる相手じゃないもんな」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2024年1月28日 17時
