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第六百四十八話「ガード固いっていうか」《色欲のヤンデレ》 ページ14

ゴクオー「これで誰もオレっち達がこの甲板にいる事に気づけなくなった。行こうぜ」

A「オッケー、早速船内に向かうわよ」

〜神様移動中〜

キヨ「あっ、あった!下行きの階段あった!」

第二人格「マジかナイスですキヨさん、早速駆け込みますよ!」

(階段を駆け下りるダブル野菜実働部隊一行)

猗窩座「何はともあれこれで船内に辿り着いたわけだが…漸、今回の捕虜の居所に心当たりはないのか?」

漸「うーん…多分船長室的なとこ。いなかったら厨房に駆け込んでフランソワに訊くしかねェな」

第三人格「フランソワ…あー、アイツんとこの執事ね」

漸「そう。ともかく、まずは一番いそうな船長室的なとこを見てみようぜ」

モズ「ねぇ、そこで何してんの?」

A「えーっと…あんた名前何て言ったかしら、モズク?」

モズ「惜しい。モズだよモズ」

漸「やっぱ色欲のヤンデレってお前かチッキショウ」

モズ「何それ。なんか初耳なんだけど」

第二人格「してモズクよ。我々今急いでるから、用事なら後にして頂戴」

モズ「うん、モズね。あと残念だけどそれは無理かな」

第三人格「なんでじゃこの野郎」

モズ「ちょっとだけ時間くれない?今から君の事オトそうと思うからさ」

A「って事らしいからコイツはもうどうでもいいわ、先へ進むわよ」

モズ「こないだ会った時も思ったけど君結構ガード固いよね」

シスコ〔ガード固いっつーかもう最早装甲だろコレに関しては〕

ボタン〔下手こいたら要塞レベルまである〕

漸「アホか前に言ったろ俺、"姉ちゃんは高確率でお前みたいなタイプの男は好きにならないよ"って!"一途に相手を想える人じゃないと話にならないレベルで硬派だよ"って!聞けや人の話!」

チリ〔漸君さては前にコイツに"姉ちゃん紹介しろ"とか言われたんやな?〕

漸「うん、言われた。それも結構しつこめに訊かれた。そんで最終的にコイツに渋々教えたのが今のやつ」

第二人格「ともかく今しがた漸が説明したように、あたし達異性関係がだらしない浮気性なんかの気まぐれに付き合ってやるつもりはこれっぽっちもないから。自分は相手をやたらめったらに束縛するような重い女じゃないとは思ってるけど、かと言って遊びで人と付き合える程軽い女でもないの…ナンパがしたいなら他をあたることね」

モズ「うん、全部知ってるよ。だから全員切ってきた」

第三人格「…ん?どゆこと?」

第六百四十九話「載ってんのか」→←第六百四十七話「絶叫」(猗窩座、ゴクオー、キヨ出ます)



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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2024年1月28日 17時

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