第五百二十一話「重い重い」『絶叫のヤンデレ加入』 ページ40
(檻が砕け散り、中から現れたキヨさんがAの手をグッと握った)
キヨ「当たり前だろ。これから先、お前に"助けて"って言われたら何回だって助けてやるよ!」
フジ「キヨ!」
キヨ「フジじゃん、お前無事だったの?」
フジ「ヤンデレ化してるかしてないかで言ったら無事じゃないけどAちゃんが受け入れてくれた!」
キヨ「お前懐広すぎない?大丈夫?ヤバいの混じってないよね?」
第三人格「まぁナンパ調の野郎と妄想型の野郎が来た時完璧な男前ムーブメントで応戦してくれる奴と少女漫画ムーブと王子様ムーブを交互にかましてくる奴とすんごい軽い口調で口説いてくるけど内容ちゃんと聞いたら結構ガチで口説いてる奴と持ち前の正義の味方メンタルを大いに発揮してくれる奴がいますが基本的には大丈夫です」
キヨ「めちゃめちゃすごいのいんじゃん…えっ今さっき言った順から誰なのか教えて」
A「左之助、未起隆、テリー、イレブンです」
キヨ「やっぱお前モテんじゃん」
第二人格「全員ヤンデレですよ」
キヨ「マジで?そんな事ある?」
第三人格「今回から味方ヤンデレっていう新しい概念が誕生してんです」
キヨ「お前マジでそのシステム導入されてよかったな…」
A「ホントですよ…今回の件は既にここ含め10ワールド以上巻き込まれてるので助かってます」
キヨ「それでさ…」
第二人格「?」
キヨ「俺、味方ヤンデレなんだよね?じゃなきゃ助けになんか来ないもんな…そうだよな?わざわざ助けに来て希望持たしときながらポイ捨てするとか、そんなひでェ事しねェよな?前に言ってたもんな、俺さえ望むなら俺がゲーム実況者を引退するまで見届けるって。あれ嘘じゃないもんな」
第三人格「しませんよそんな事!あたし達、信じてますからね。今さっきキヨさんが言った"何回だって助けてやるよ"ってセリフが本当だって」
キヨ「うん、そっか…信じてくれてありがとな」
A「…どういたしまして」
漸〔キヨさんお願いだから初手からイチャイチャすんのはやめてください〕
第二人格「どうなってんのよあんたのイチャイチャ判定は」
漸〔アホか幾度とないヤンデレ異変のせいで姉ちゃんの感覚がバグってるだけだわ!〕
第三人格「ところでキヨさん、貴方今の状況って把握できてますよね?」
キヨ「確か…シスコの神の力が覚醒して今魔王みたいな感じになってんだよな?」
第五百二十二話「他作品ネタ」→←第五百二十話「照れ隠し談義」
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» ヤンデレ状態のガッチさんで追いシチュとなったらもうホラゲー味を出すしかないだろうと思いまして。こちらこそ、これからも末永くよろしくお願いします! (12月9日 11時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - 今までがヤンデレ異変という名の大よそ幽波紋(物理)で解決していくギャグだったのに対して今回一気にホラゲー化してゾクゾクとワクワクが増しております!これからもよろしくお願いします! (12月8日 12時) (レス) id: 19bed8b65b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年12月3日 2時