第四百八十四話「俺の家が」 ページ45
シスコ「なんでお前ちょっと常識あんだよ」
ハリケーン「貧乏神だって常識ぐらいあるわ！」
第二人格「あ、ちなみに今お前が話しかけたのもあたし達のダチね。っていうかそこの双子以外だとこの場にいるの全員あたし達のダチだからね」
ハリケーン「先の無礼な発言をお許しくださいませ」
ギャリー「アンタAにどんな目に遭わされたらこうなるのよ…」
ハリケーン「…聞きたいですか？俺的にははっきり言ってもう思い出したくもないぐらいの出来事なんですけど」
イレブン「わざわざ思い出させるのが忍びないのでいいです！！」
チリ〔ほんま優しいええ子やなイレブン君〕
ハリケーン「あ、でも酷い目に遭わされるまでの経緯ならなんとか」
左之助「よし、話してくれや」
ハリケーン「以前A様の経営するAグループの所有する物件を吹き飛ばしたら、A様が風の吹き荒れる中ずんずんと俺の方に進み出て"テメェのせいでリストラせざるを得なくなって路頭に迷う社員が出るじゃねェかどう責任取ってくれんだこの野郎"とがなられて…」
左之助「そりゃあ100％お前が悪ィな」
イレブン「それは絶対Aキレると思う」
ハリケーン「ま、まぁともかく…行きますよA様、ご友人の皆さんの安否確認終わってますか？」
第三人格「とっくにバリア張ってるわ、早くやっちゃいなさい」
ギャリー「いつの間に…」
ハリケーン「ではいざ…ファイとハーツの居城を吹き飛ばさん！」
A「あっ、こいつら金持ちのボンボンみたいだし物件資産も吹き飛ばしてくれちゃっていいわよ！」
ハリケーン「マジっすか！？わかりました、そっちも同時進行でやっちゃいます！」
(ハリケーンボンビーの力であっという間に巨大な竜巻が発生し、デッドグランの壁や屋根瓦を吹き飛ばしていく)
ハーツ「デッドグランがァァァ！俺の家がァァァ！！」
ファイ「そんな事を言っている場合じゃない、このままでは私達も！」
第二人格「バカ言ってんじゃないわよ、あんた達がヤンデレ化して我々に仇なす限りデッドグランもなんだかんだで破壊される運命なのよ！」
シスコ「そろそろデッドグランが紅魔館みたいな扱いになってんな」
ファイ「A…そうまでして私達を拒もうと言うのか」
第三人格「そうですけど？？どうやらまだ自分の立場ってもんがわかってないようね…ハリケーン、もうちょい風力上げなさい！」
第四百八十五話「最大風力、そして更地」→←第四百八十三話「ハリケーン」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年11月24日 12時
