第四百八十一話「第三の選択肢」《フェニックスのヤンデレ&ハデスのヤンデレ》 ページ42
〜神様移動中〜
〜最上階にて〜
ファイ「待っていたぞ、A」
ハーツ「A、早く俺のところに来い!お前の事はファイにも他の野郎にも渡さねェ!」
A「コイツらは一度目の一件の時とあんまし変わんないわね」
シスコ「だな…」
ハーツ「A!お前は俺とファイ、どっちが好きだ!?」
ファイ「お前はもちろん私を取るだろう?A」
第二人格「ねぇ嘘でしょその二択しかないの!?」
ライダー〔遠回しに"どっちも嫌だ"って言ってるな。〕
第三人格「よし、じゃあいつものごとく第三の選択肢行きます」
イレブン「いつものごとくって何!?」
シスコ「あれはAが"どっちの選択肢も嫌だ"と思った時の常套手段だ」
ボタン〔経験者から一言やん〕
ファイ「第三の選択肢?」
A「はいコレ」
(Aがスマホからとある写真を見せた)
ファイ「…そうか。これがお前の選択だというのか」
ハーツ「ふざけるなよA、誰だこいつ!!」
シスコ「…お前、何見せてきた?」
第二人格「切島の写真」
漸〔なんでこの状況で切島をチョイスしちゃったんだよ姉ちゃん!!〕
切島〔お…おぉ!すっげえ嬉しい!ありがとな!〕
漸〔何感謝してんだ切島お前煽りに使われてんだぞ!〕
未起隆〔いいじゃあないですか、Aさんがそれだけ切島君を頼りにしているという事ですよね?〕
漸〔未起隆お前ちょっと一回黙ってろ、話がややこしくなるから!〕
第三人格「そっかそーいや一度目の一件の時は切島連れてってないものねあたし達…そりゃ知らないか」
ハーツ「許せねえ、こいつ俺からAを奪いやがった!」
ファイ「落ち着けハーツ、冷静さを欠いては成し遂げられるものも成し遂げられない。今は機を伺う時だ」
A「おーおー、全部聞こえてるわよこの野郎。言っとくけどあたし達のダチに手ェ出したらマジ許さんからね。そん時はまたバーンッてやるからね」
漸〔いつになくワヤワヤしてんな…〕
ヒナイチ〔何なんだ"バーンッてやる"って、何をするつもりなんだ君は〕
ファイ「それにしてもお前は男を見る目が落ちたな。写真を見る限り何とも品のなさそうな顔だ」
ハーツ「確かにそこのおかっぱとオカマっぽいのもなよなよしてそうだよな」
第二人格「自宅の中で花火大会されたくなかったら今すぐ黙んなさい」
シスコ「お前ら頼むから黙ってくれ」
第四百八十二話「ランダム災厄」→←第四百八十話「昼という概念に呪われる」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年11月24日 12時