第三百二十二話「理解」《リッターのヤンデレ》 ページ6
スカル「そこで何をしている」
第三人格「おっと早速出たなヤンデレめ」
ガール「いやAさん、ここ練習場ですからね!?割と人来ますからね!?」
A「わーってるわよ…久しぶりねスカル、あたし達今人探しなうなの。ちょうどこの辺は一通り探し終えた後だし、練習のお邪魔になるようだったら早々に退散させていただくわ」
スカル「いや…むしろ幸運だった。どうやら上手いこと他の奴等を出し抜けたようだからな」
第二人格「"幸運だった、出し抜けた"…ね。"不運だった、哀れな最初の犠牲者になる事が確定してしまった"の間違いじゃなくて?」
漸〔我が姉ながら人を煽り散らかすのが上手いわホント〕
スカル「…あくまでオレを受け入れる気はないということか」
第三人格「理解が早くて助かるわ…だってあんた、一度目の一件の時点でアウトだったもの。だから多分今回もアウトなんじゃないかと踏んでんのよ」
スカル「経験則ということか、お前らしい」
左之助「なぁオイかわい子ちゃん、お前コイツとはいつ頃からダチなんでェ」
A「このワールドの奴等とは猗窩座がうちに就職する前からの仲よ」
イレブン〔結構古参なんだね?〕
第二人格「そうなのよ」
スカル「そこの奴等はお前の友達か」
第三人格「そうそう。ホント、今回の件でここまで理解が早かったのフーゴ以来だわ…助かる〜」
スカル「…誤解のないよう言っておくが、オレは納得したワケじゃない」
A「…あら、そうなの?そいつァ残念だわ、せっかく穏便に済ませてくれそうだと思ったのに」
スカル「お前は"聞き飽きた"と言うかもしれないが、オレはお前を好いている…そう易々と他の奴には渡せない。ましてや、これまでに当のお前が散々拒んできた"ヤンデレ"に奪われてしまうのは屈辱でしかない」
第二人格「…気づいていたのね、左之助とテリーもまたヤンデレであると。けどコイツらに関しては話が別よ、今回の件で新たに"味方ヤンデレ"の概念が誕生したってだけだから」
スカル「その理由でオレが納得できると思っているなら、それは大間違いだ」
第三人格「あたし達にとって重要なのは"常識が備わっているか"、"嫉妬に駆られて仲間を傷つけたりしないかどうか"、"我々の異変解決の邪魔をしないかどうか"の三つ。そのどれか一つでも欠けていたら絶対味方には引き入れないつもりなの…あんたの場合確実にどれか一つは欠けてそうね」
第三百二十三話「好き放題」→←第三百二十一話「根拠のない自信」(インクリング、相楽左之助、テリー出ます)
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» ボタン:この小説需要とかあったんだ……えと、まずご愛読及びコメントありがとうございます。それと、確かにウチマジボスやってるけど、さすがにあの会話の中に入ってけるほどのカリスマはウチにはないんで… (11月4日 15時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - 米では久しいですがいつも楽しく見ています!貴方の夢主さんの華麗なヤンデレクラッシャーを見てからギャグとカウンターのないヤンデレ物が物足りなくなったので需要はあります!アルティメットリーダートークとナチュラルに突っ込んでるボタンさん…貴方もボス側じゃ? (11月4日 10時) (レス) @page24 id: 9d671c521e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年10月30日 14時