第三百三十四話「無理」《パリピのヤンデレ》 ページ18
アロハ「あれっ、Aちゃんじゃん!久しぶりー♪せっかく会えたんだしさ、オレとどっかでお茶しない?」
第二人格「やだ断る、そして我々今そんな感じの場合じゃない」
アロハ「あ、もしかして後ろのソイツらと来てるとか?だったらオレと来てよ、そんな奴等ほっといていいじゃん。もちろんAちゃんはオレにするよね?」
第三人格「いいわけないでしょ?っていうか我々友達助けにここに来てんだからね?一ミリもお前とカフェに寄ってる場合じゃないからね?」
アロハ「へー…その友達って誰だか教えてくれない?」
A「やべえ抹殺する気満々だわコイツ」
第二人格「やめなさい当然のようにガロンを持ち出さない」
テリー「へぇ?相手にツレがいるってわかっててナンパしてんのか、アンタ軽そうに見えて図太いんだな。生憎Aは俺達と一緒に友達助けんのに忙しいんだ、残念だけどナンパなら他当たってくれ」
アロハ「は?誰?オレ今Aちゃんと話してんだけど」
第三人格「あんた会った事あるでしょ何回かだけど」
A「もうとにかく今お茶すんのは無理、やるにしても異変終わってからにしてもらえるかしら」
アロハ「異変?いつ終わんのそれ?」
左之助「現時点で異変発生から一週間経っててコレだからな…大体あと二週間はかかんじゃねェのか?」
第二人格「ホントもう切実に嫌なんだけどこの異変…っていうかアロハ」
アロハ「何?」
第三人格「さっきナチュラルに殺意醸してたわよね?我々が助けようとしてる奴に対して」
アロハ「だってソイツのせいでオレがAちゃんと一緒にいられる時間潰れちゃってんでしょ?普通そんなのってナシじゃん」
A「腐るほどあるわ」
アロハ「ね、これだけは教えて?」
第二人格「何をじゃ」
アロハ「Aちゃんが助けようとしてる友達ってさ、男?」
第三人格「高確率で男だけど」
アロハ「えー、じゃあ許せないかな。残念だけど諦めてね〜♪」
A「むしろあんたが諦めなさいよあたし達をナンパすんのを」
漸〔まぁそれはそう〕
マルティナ〔このアロハって人の事を考えてもむしろ諦めた方が賢明なのよねこの場合…〕
アロハ「…ねぇAちゃん、まだわからない?」
第二人格「何がよ」
アロハ「オレがここまで食い下がる理由。フツーここまで断られたらさすがのオレも引き下がるよ?」
第三人格「…我々の置かれてる状況的にある程度察せられるとこはあるけど理解したくないわね」
第三百三十五話「神の右腕」→←第三百三十三話「退避した先にも」
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» ボタン:この小説需要とかあったんだ……えと、まずご愛読及びコメントありがとうございます。それと、確かにウチマジボスやってるけど、さすがにあの会話の中に入ってけるほどのカリスマはウチにはないんで… (11月4日 15時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - 米では久しいですがいつも楽しく見ています!貴方の夢主さんの華麗なヤンデレクラッシャーを見てからギャグとカウンターのないヤンデレ物が物足りなくなったので需要はあります!アルティメットリーダートークとナチュラルに突っ込んでるボタンさん…貴方もボス側じゃ? (11月4日 10時) (レス) @page24 id: 9d671c521e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年10月30日 14時