第二百八十八話「心当たり」 ページ10
クラベル「しかも今日は一時間目から美術の授業が入ってるのでもう既に学園内にいるかと…Aさんの身の安全を考えると、早めにアカデミーから出るのをオススメします」
A「それがそうもいかなくてですね校長…実は今このパルデア地方のどっかで友達が捕虜として捕まってるんです。このアカデミーにも捕虜がいる可能性はあるんで、くまなく探さなくてはならず…」
クラベル「成程…ではアカデミー及びテーブルシティ内は私が探すことにしましょう。Aさんと…」
イレブン「イレブンです」
クラベル「イレブンさんはアカデミーの外を探してみてください」
第二人格「おぉ、協力してくれるんですかありがとうございます!」
クラベル「えぇ、勿論です。何の罪もないお友達が捕まっているとなれば由々しき事態ですからね…それに勇敢な貴方の事です、今起きているこの異変を解決しようとしているのでしょう。ならば私も私にできる事をしなくては」
イレブン「校長先生めちゃくちゃいい人だね?」
第三人格「こういうお人なのよ」
クラベル「ところで捕まっているお友達ですが…もしかしたら先日私と会っているかもしれません」
A「マジですか校長!」
クラベル「えぇ。実は六日前の夜、仕事で遅くまでアカデミーに残っていたんです。一区切りついたのでそろそろ帰らなくてはと思い、校長室を出てすぐの辺りを歩いていたら…禍々しいオーラを放つ巨大な空の鳥籠のようなものが私の前に現れまして」
第二人格「校長それ捕虜が捕まってる檻です!!」
イレブン「というかそれで校長先生が無事だったって事はアレ逃げ切れるものなの!?」
クラベル「なんと、そうでしたか…時間帯が時間帯だったので初めは他地方にいるというデスカーンというポケモンかと思っていましたが、鳴き声を一切出さないので次第にポケモンの類ではないとわかってきたんです。ひとまず人の多いところにアレが出てしまってはまずいと思い校長ダッシュで逃げましたがあの檻が迫ってくるスピードもなかなかのもので、全力を出してもギリギリでした」
第三人格「どうしてあたし達と交友関係のある人達の中でも特に人格者っていうかいい奴っていうかな人達のうち半分近くは天然なの!!」
クッパ〔お前が言うかそのセリフを〕
デデデ〔ナチュラルに常識人面しとるがお前も天然の中だと比較的常識人なだけで区分としては立派な天然だぞ〕
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - 名無しのなーちゃんさん» 応援ありがとうございます!!私が書きたいものを本能に任せて書きなぐっているだけのものを面白いと言ってくださり本当にありがとうございます!これからも更新頑張ります! (10月23日 23時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのなーちゃん - え、もうpart5!? 早い!! …あ、こんにちは、いつも楽しく読んでます。物語が毎回面白くて、最強女神ちゃんが最強すぎて、本当に大好きです。応援してます!! (10月23日 20時) (レス) id: 0caca33ed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年10月23日 13時