第三百五話「バレてる」 ページ27
無惨〔何気に今、七日目における最大の難所であろう局面を攻略しようとしているからな〕
(一行がペパーの横を通り過ぎた)
マリア〔っしゃあ行ったぜ！〕
ネス〔あとはこのまま校門前まで！〕
第二人格(いける！)
ペパー「…待てよ」
イレブン「…A。もしかして今の、僕達に言ってたんじゃ…」(小声)
第三人格「気のせいよ！絶対に気のせいよ！」(小声)
ペパー「なぁオイ、待てっての！」ｸﾞｲｯ
(ペパーがAの右肩を掴む)
A「おっと逃げられないッ」
ペパー「なぁ、Aだろ。なんで無視すんだよ…何かやましいちゃんな事でもあんのか？」
第二人格「いや、我々に話しかけてるもんだと思わんくて。そんで何よ？」
ペパー「お前…今朝学園に来たよな？」
第三人格「えぇまぁ。それがどうかしたっての？」
ペパー「とぼけんなよ。男と歩いてたんだってな…誰だよその今朝お前といた男」
イレブン「あの…」
ペパー「何だよお前。つーかなんか…女子の割に声低いな」
イレブン「君の名前はペパー…だったよね。今朝Aと一緒にいたって話になってるの、多分僕だと思うんだけど」
ペパー「…"僕"？」
イレブン「うん。僕」
ペパー「………そういう事かよ」
A「どういう事じゃ」
ペパー「お前…浮気ちゃんだな！」
第二人格「ちゃうわボケ！」
漸〔落ち着け姉ちゃん、言語が関西弁になってんぞ〕
ペパー「だってそうだろ、今までずっとそいつとデートしてたちゃんなんだろ！？」
第三人格「デートではねェな！うん。デートではねェな、まぁ確かにお昼ご飯は一緒に食べたけど！ただひたすら囚われの身の友達探してただけだな、まぁたまに襲い来るヤンデレ共を都度都度ぶっ飛ばしてはいたけれども！」
左之助〔昼飯一緒に食ってたっつーのはぜってえ言わねェ方がよかったと思うぜ〕
テリー〔同感だぜ。俺がそいつだったら今頃きっと羨ま死んでるだろうからな〕
A「悪いけど二人ともちょっと黙ってて、話がややこしくなりそうな気がするから」
ペパー「なんでだよ、なぁ…お前は俺よりそいつの方がいいのか？」
第二人格「あのねペパー、そもそもあたし達彼氏とかいないから」
ペパー「あ…そっか、そうだったよな…なぁ、そいつの事好きなのか？」
第三人格「万が一そうだったとして付き合ってない段階で本人を前にして言えると思ってんのかそんな事を！」
第三百六話「発現」→←第三百四話「一般生徒らしく」《サンドイッチのヤンデレ》
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - 名無しのなーちゃんさん» 応援ありがとうございます！！私が書きたいものを本能に任せて書きなぐっているだけのものを面白いと言ってくださり本当にありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (10月23日 23時) (
レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのなーちゃん - え、もうpart5！？ 早い！！ …あ、こんにちは、いつも楽しく読んでます。物語が毎回面白くて、最強女神ちゃんが最強すぎて、本当に大好きです。応援してます！！ (10月23日 20時) (レス) id: 0caca33ed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年10月23日 13時
