天月【浮気(偽)】 ページ40
Aside
皆さん!私、Aはあの有名な歌い手、天月くんの彼女でございます。一緒に暮らすところまでいきました!!しかし……
『遅い … !!』
そう、最近は帰るのが遅いっていうか帰って来てるのか不安なくらい。私はスマホを取り出すと天月くんに電話をかける。中々出ない天月くん。切ろうと思ったそのとき、電話の向こうから“もしもし”そう聞こえた。
『もしもし!天月くん?』
天「うん 、どした ?」
『まだ 、帰って来ないの … ?』
天「あー 、… 」
「天月くんっ ?早く早く〜!!」
「電話 ?どうも !!彼女やってます 、結奈です〜!」
『は 、』
天「え 、?!違う!!」
「何が違うのぉ。」
『最近帰って来ないのは 、違う彼女が出来たからなの ?』
電話からそんな声が聞こえて私は思わず泣きそうになるのを押さえて、上を向きながら嘲笑い気味にそう問う。今でも電話からは“天月くん〜、いつまで電話するのぉ!いつも見たいにキスして!”、“大好きー!”と聞こえてくる。
天「違うよ!!」
『じゃあっ … 何っ … ?キスとか大好きって … !!』
天「結奈 、好きだから黙って … 」
小声で言ったのだろう。私は一人なので静かなため、全て聞こえてくる。浮気かな。もう私に飽きちゃったんだよね、ごめんね。天月くん。
『全部聞こえてるよ 。』
天「A 、!今から 、家に行くから 、話を聞いて !!」
『じゃあ 、好きって 、大好きって言って 。』
天「っ 、… あ 、とで 、ね … 」
『もういいよ 、浮気なんでしょ ?』
天「違うってば !!」
『じゃあなにっ … !!』
天「それはっ … 家で話そ … ?」
『話すことなんてないよ 、浮気者 。お幸せに 。』
涙が止まらない。私は彼が好きなのに彼は違うんだ。寝室に行くと微かに残る、天月くんの匂い。また涙が込み上げてくる。浮気されたんだ、私。もう限界っ …
__「待ってA! … 愛してるよ … 」__
_________
明日部活あるんですよね〜…
どうせ言われるんだろうな〜…
「早く消えろ」って。
電話までかけて来やがった … 。
目が真っ赤です 。笑
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MIHO - この作品、大好きです!精神的にダウンすることは悪いことではありません。その原因が悪いのであって消して貴方が悪いわけではありません。精神的にダウンすると立ち直ったときにメンタルが強くなっているとか。。。鋼のメンタル、作り上げて見返してやってください!! (2022年10月31日 17時) (レス) @page50 id: 67d3edd636 (このIDを非表示/違反報告)
よく歌い手さんの感想に出てくる坂田家 - その駄作と言っている人達はお目目が可笑しいのね、、眼科へ行きなされ、、 (2022年9月30日 15時) (レス) @page36 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なのさん!ずっと応援しています! (2021年1月22日 16時) (レス) id: b76dcb6cc2 (このIDを非表示/違反報告)
奈未(プロフ) - なのさんの小説とても好きです!応援しています! (2020年12月15日 1時) (レス) id: 20edeff04e (このIDを非表示/違反報告)
乘肄 - その紙を貴方の家にすてたひとは、何がよくて捨てたんでしょうね?インフルで休めてたことに嫉妬したんですかね、もしくは… (2020年5月25日 17時) (レス) id: 07acb83777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なの | 作成日時:2018年12月10日 23時