30話 ページ32
━キバナsaid━
次のフロアに着き、俺はエレベーターから降りた。フロアには、ジュナイパーとルナアーラがいた。俺は、モンスターボールを投げた。モンスターボールから出てきたのはコータスとバクガメスだ。さっきの戦いは苦戦した。しかし、彼女が得意とする戦略がわかった気がした。
そう思っていると、ジュナイパーは羽を広げこちらを狙ってくる。どうやら、ジュナイパーが得意とするかげぬいの技だ。
「バクガメス、だいもんじ！」
バクガメスは野太く吠えると、火を放った。火は大きくなり大の字になった。これなら……！そう思ったが、ジュナイパーが放った矢は火を避けるように軌道を変えた。盲点だった。だいもんじは炎タイプで火力は高い。しかし、攻撃を避ける空間は他の技より多い。ジュナイパーはそれを知っている。
ジュナイパーは上へと飛び、攻撃を避けた。そして、大きく鳴いた。すると、フロアが少しずつ明るくなっていく。これは、にほんばれのようだ。それなら……！
「コータス、ソーラービーム！」
コータスは軽く頷き、少しずつ光を集めていく。本来なら、ソーラービームを打つには時間がかかるが、にほんばれの効果によって短時間で光を貯めることができる。
コータスは光を集め、ルナアーラにソーラービームを放った。放った光は、見事ルナアーラに当たった。しかし、どこかおかしい。ルナアーラは一歩も動かなかったのだ。
砂煙が晴れると、ルナアーラは少ししか傷ついていなかった。ルナアーラは大きく羽を広げた。そして、キラキラとした光を放った。これは、マジカルシャイン……！
「バクガメス、コータス、避けろ！」
バクガメスとコータスは、間一髪攻撃から逃れた。ジュナイパーとルナアーラは、余裕そうな表情で俺を見ていた。
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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (
レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます！読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノセンチメンタル | 作成日時：2019年12月20日 21時
