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28話 ページ30

━キバナsaid━

これは、かなり圧されている。いや、それでもどこか興奮するように心が高ぶっている。こんなにも、白熱するのはダンデと戦った以来、なかったかもしれない。

「フライゴン、すなあらし!」

そう言うと、フライゴンは大きく鳴いた。そして、雨だったフロアが少しずつ砂嵐になっていく。その結果、ヌメルゴンとレントラーの動きが少しだけだが遅くなった。

「ギガイアス、ロックブラスト!」

ギガイアスは、ヌメルゴンに向けて攻撃した。砂嵐で視界が見えにくくなっていたのだろう。攻撃は見事、急所に当たった。ヌメルゴンは、ガクッとバランスを崩した。

「フライゴン、ヌメルゴンに向けてドラゴンクロー!」

フライゴンは、大きく飛び回り、ヌメルゴンに向かって攻撃を繰り出した。すると、ヌメルゴンの前にレントラーが入り込んだ。そして、レントラーはこおりのキバを繰り出した。

ドォォンと音をたて、砂煙が舞い上がる。しばらくして、砂煙が晴れた。砂煙の向こうには、レントラーとフライゴンが倒れていた。どうやら、相討ちのようだ。残りは、ヌメルゴンだ。そう思っていると、ヌメルゴンはふらふらしていた。そして、ドサッと崩れ落ちた。ギガイアスの攻撃が後から効いたのだろうか。

そう思い、フライゴンとギガイアスをモンスターボールに入れた。そして、レントラーとヌメルゴンに向けて言った。

「お前達がどれだけAを慕っているかわからない。どれだけ想っているかわからない。だが悪いが、俺はAに行かなきゃいけないんだ。俺は、Aに言いたいことがあるから」

そう言い、俺は次のフロアに行くためエレベーターに乗った。

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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます!読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナノセンチメンタル | 作成日時:2019年12月20日 21時

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