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19話 ページ21

━キバナsaid━

しばらく歩いていると、どんどん草や木々が多くなってきた。それと同時に、道が険しくなってくる。

「本当に、この奥にいるのか………?」

そう呟いた。イーブイは、途中、木の実やキノコを見つけては寄り道をしていたが、歩き疲れて俺の肩に乗って休んでいた。

「しばらく休んだら、歩けよ〜?」

そうイーブイに言った。イーブイは、コクンと頷いた。すると、道が3つに分かれていた。どっちかが、ポケモンの村までの道のりなのだろう。そう思っていると、イーブイはピョンと降りて、耳を立てる。そして、左の道を行く。

「おい、イーブイ?どこに行くんだ!」

俺は、イーブイを追った。しかし、イーブイは、どんどん森の奥へと消えていった。

「……見失ったか」

そう呟いた。しかし、イーブイはいきなり走り出したが何かあったのか?もしや、彼女を見つけたのか?いや、イーブイのことだからまた木の実かキノコを見つけたのだろうか?そう思ったが、考えるのを止めた。イーブイと離れてしまったのだ。イーブイを見つけなくては。

そう思い、イーブイを探そうとした瞬間、遠くからドォンと音が聞こえた。どこかで、バトルでもしているのか?そう思ったが、イーブイの身に何かあってからでは遅い。俺は、音が聞こえた方へ走っていく。

草を掻き分けながら、走っていくと、少し拓けた場所に着いた。多分、ここがポケモンの村なのだろうか?そう思っていると、見慣れた人物がいた。俺は、その人物の名前を言った。


「……A?」


彼女は、俺に気付き顔をあげた。真っ直ぐ俺を見ていたその瞳には、憎しみの目で見ていた。そして、彼女の前にはさっき離れたイーブイが横たわっていた。

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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます!読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナノセンチメンタル | 作成日時:2019年12月20日 21時

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