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7話 ページ9

━キバナsaid━

やっと、迷子のイーブイのご主人様を見つけることができた。しかし、ご主人様というよりかはお世話係に近いようだった。

しかし、俺の脳内で何かが気になってた。イーブイのお世話係の彼女。何処かで見た顔だと思っていた。赤と青のオッドアイに銀髪。何処かで見たハズだ。そう思っていると、くしゅんとくしゃみが聞こえた。

「……ごめんなさい、少し冷えたから…」

そう彼女は言い、恥ずかしそうに謝罪する。確かに、どしゃ降りの雨の中で話すのはあまりよくない。自分も彼女も風邪を引いてしまう。とりあえず、冷えた体を暖かくしないとな。

「このあと、予定とか入ってるか?」

「いえ、特に予定はないですけど…」

「なら、ホテルに行かねぇーか?ほら、俺もAも、コイツも風邪引いてしまうから」

そう言い、俺はイーブイを撫でた。彼女は考え、しばらくしてから彼女はコクりと頷いた。

「よし、決まりだな。じゃあ、近くのホテルに行くか」

そう言い、ホテルを捜そうとするとクイッと袖を引っ張られた。どうしたのだろうと思っていると、彼女は小さな声で言った。

「変なこと、しないよね……?」

変なこと?そう思い、しばらく考えた。そして、彼女が言った意味を理解した。

「っんなことするかよ…!」

そう言い、俺は彼女のおでこにデコピンした。彼女は、痛たた…と言いおでこを擦る。

「全く、ほら行くぞ」

そう言い、俺は彼女の手を引いた。まったく、意識してしまうだろ……!そう俺は思った。

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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます!読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナノセンチメンタル | 作成日時:2019年12月20日 21時

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