その瞳は【ニューダンガンロンパV3】

うーん、　/　王馬 ページ20

「離れてよ〜」


「やーだ♡オレとAちゃんの仲だしさぁ」


すりすりと頬擦りされる。……肌もちもちしてる…。
ちょっと可愛いとは思うけど、やっぱり作業するためには退かさないといけない訳で。


「あのさ、王馬く、」


「嫌だ！離れたくない！ウ”ワ”ア”ア”アアアアアア」


「ちょっ、ごめん、」


「……てへっ」


…また騙された。
許してもらおうという気が更々無いのかてへぺろという奴をしてきた。
許す。

……嘘です。


「Aちゃんつまらなーい！」


「じゃあ関わらない方が、」


「嘘♡本当はつまらなく無いよ♡」


つまらなく無いって…単純に考えれば面白いって言ってるのかな。
ただつまらなくも面白くも無いのだろうか。

…あと食いぎみに否定してくる物だから、何時も私は最後まで喋れない。
ちょっと話聞こうよ？


「あっそ！さっきから聞いてれば、オレ以外の男が良いっての？」


「そ、そういう訳じゃ…！」


「…にしし、じゃあやっぱりオレが良いんだ？」


しまった、まんまと引っ掛かってしまった…！
まあ、別に王馬くんが嫌いという訳ではない。
私は王馬くんの…仲間想いな所が好きで、嘘を吐く所はあまり好きじゃない。


「あ、もちろんオレはloveの意味で好きだから！」


「…わ、私だって好きだよ！王馬くんの事！…loveで！！」


「…は、はぁぁ…！Aちゃん！！！」


　




　





(これでも一応)


(付き合ってないんだ)


(…よね？)




　






＿＿＿
二次元バカップル好きです。

居眠り彼女のその気持ち　/　キーボ→←突き落とす　/　天海　（ヤンデレ）

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