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ピー、ピー
「......チッ」
もう上下と動かなくなった心電図に舌打ちを打つ
青白くて、薄暗い電気に照らされる二人
酷く穏やかな顔をしていて、とても死んでるようには思えない
近くに転がる睡眠薬の入っていたビンを足で転がしながら、カルテを書く
「死因は......睡眠薬の過剰摂取、か。はぁ......」
なんで
「もっと早くに言ってくれなかったんだよ」
あまりにも遅い後悔に、また舌を鳴らす
もう必要としなくなった機械のコンセントをガッ！ と全部掴み、感情に任せて引っ張った
ピーピーと言っていた機械が全て、何も動かなくなった彼らみたいに音を鳴らすのを辞めた
電気も全て落として、彼らとの思い出を閉じ込めるように重たいドアを乱雑に閉めた
手を繋いで眠る二人が、綺麗だと思ったなんて
「馬鹿げてる.........よな......」
さようなら、かねごん、A
来世があるなら、もうここには来ないでくれよ
そう思いながら、俺は病棟を去った
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【甘いと苦いの過剰摂取】
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なの(プロフ) - 読む専ペンギンさん» すみません！！外しました！！教えていただきありがとうございます！わたくしの確認不足のせいでお手を煩わしてしますすみません.........！ (2022年9月12日 12時) (
レス) id: 44e4117371 (このIDを非表示/違反報告)
読む専ペンギン(プロフ) - コメント失礼いたします。ｎｍｍｎの二次創作になりますので至急オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グ解除をお願いいたします。違反になってしまいますよ。解除後はこちらのコメントを削除していただいて問題ありません。 (2022年9月12日 10時) (レス) id: 10c427095f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2022年9月10日 23時
