悪魔6 ページ7
Aside
一瞬、私の時間が止まった
『……ホテル？』
赤羽「だって君の家に運ぼうと思っても
住所知らないし、仕方ないでしょ」
『今何時？』
赤羽「もう日付変わる頃」
幸い、一人暮らしなので帰りが
遅くなったところで口うるさい親はいない
けれど、女子高校生が男性とホテルに泊まった
ところを学校関係の人にバレると話は別だ
明日も普通に学校あるし
家に帰って宿題やらないと
赤羽「それと、大事なことがあるんだけど」
『何？今私、色々と混乱してて』
赤羽「勝手に契約したから。俺達」
『…え？』
赤羽「人間界ではお互いの同意が必要だけど
悪魔の世界では強制的に契約できるから」
表情１つ変えないでさらっと言い終える悪魔
私は完全に思考停止で石化
そんな私に彼はツンツンと頬をつついてくる
元気があればその長い指を噛んでやりたい
彼は人間と契約しないと
自由に人間界を行き来できなかったらしい
つまり気絶していた私を人間界に運ぶ為にも
契約は必要だったと皮肉を言ってくる
私と彼は契約を結んだ関係
人間と悪魔
私の契約内容
夜の間、彼を１人にしてはいけない
『その…契約ってどうやってしたの？』
赤羽「簡単だよ？
契約内容を宣誓してキスすればいいだけ」
『ｯ…』
私のファーストキスは
知らないうちに終わっていた
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眺花(プロフ) - 聖奈さん» 完全に作者の妄想が爆発していますが楽しんで下さると嬉しいです。 (2018年12月1日 10時) (
レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» ほんとにそうですよね。たまには非現実の恋愛にどっぷりハマるのもいいですよ(*^-^*) (2018年11月30日 16時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» 非現実の恋愛を楽しめるのも夢小説の魅力ですよね。 (2018年11月23日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» 今回も面白かったです！カルマくんにとても恋してる気分になってきました…（笑） (2018年11月18日 17時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» それは良かったです。これからもいいところで止めますよ。 (2018年11月11日 17時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眺花
| 作成日時：2018年10月25日 14時
