設定の繋がってるクラシカロイド短編集 (ページ4)

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夢主がヤンデレ(？)その一ページ4

※21話ネタバレ
※見る人によっては不快に思うかも(閲覧注意)

「う"ぅ……なんで、わたしだけ、ぇ」

「…なにがあったのさー」

呆れながら私はシューちゃんの持っているコップにお酒を注ぐ。
私が注ぐやいなや思い切り飲み干し、机にダァン！とコップを打ち付ける。やめて、このコップ割れにくいだろうけど、ガラスなんだから。

まぁでもシューちゃんが私のアパートに来てくれただけいっか。

シューちゃんだけ部屋が無いという事実に今更気づいたという。それでついた先が私の家。

歩いていると何故か私の家についたらしい。それなんて摩訶不思議。

ちなみに私は酒を飲まない。なんであるかというと、響吾が飲むので親に仕入れてもらってる。私はまだ未成年なので買うことが出来ないのだ。

「わたしはぁ、大家殿、が、学校にい"っでる間も、家事をしてるというのにぃ…！それなのに、なんだ、“地味”、っで！」

「あー……まぁまぁ、落ち着いて落ち着いて」

物は言いよう、とはよく考えたもので、モツは歌苗ちゃんの誕生日にムジークでサプライズしてたしなぁ。多分それを言ったんだろう。

「…でも、わたしだけ、ムジークを自力で出せないのは、事実ですけど、」

「シューちゃんのムジークは扱いにくいしねぇ」

子供になったり魚になったり。
しかも出した本人が自覚無しなのが余計にタチが悪い。そんなシューちゃんを造ったのは私なんだけど。

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続きます。
次が閲覧注意。夢主が完全暴走。