四十八粒「必要不可欠」 ページ9
「やはり僕には君が必要だよ。ユニ」
そう言いながらユラリと歩み寄るが
「来ないでっ！・・・貴方にはもう私たちの魂を預けるわけにはいきません」
ユニの言葉を無視し、ゆっくりと歩いていく
「ツナ君っ！Aちゃん！守ってあげて」
京子さんの突然の頼みに戸惑うボスだったが、その間際に銃声の音が高層ビルで響いた
俺もその音と共に白蘭の足元に氷の柵を作った
「頭にのるなよ白蘭、今テメェがどんな状況でどんな立場だとしても、アルコバレーノのボスに手を出す奴は俺が黙っちゃいねぇゾ」
「っと、言うことだ。京子さんの頼みでもあるしね」
「Aちゃん・・・！」
「ナイト気取りかい？最強のアルコバレーノ、リボーン」
真・六弔花がユニを連れ戻す為に動きだし攻撃を仕掛けるがスクアーロの爆弾で阻止された
師匠もやる気満々のようで・・・
「ちょっ！皆戦う気になってるー！？」
しかし、白蘭は戦いを止めて交渉に移った
「じゃぁ、こうしようユニちゃん・・・ユニちゃんがミルフィオーレに戻って来てくれるなら
ボンゴレリングとAちゃんをボンゴレファミリーに返してもいいよ」
急な態度の変化に俺もリボーンさんも入江も疑問を持った。
「白蘭、貴方が何故私を欲しているのか・・・分かっています。分かっているからこそ
戻る訳にはいきません
それに、Aさん！貴女は白蘭の手に行ってはいけないのです。」
「え・・・？どいう、」
俺の疑問を答える間もなく、ユニは白蘭の勝手な行動を大空のアルコバレーノとして認められないと判断した
「このチョイスは無効とします！」
もう、自分が何者なのか解らなくてなってきた
「確かに大空のアルコバレーノには特権があるらしいけど、僕を怒らせるのはどうかと思うな
ユニちゃんが裏切ったとして、残されたブラックスペルの人たちがどうなってもいいのかな」
「それって、人質」
ユニは覚悟を決めた目で言った
「皆は、皆は・・・わかってくれます」
あとは
ボスだけ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【黒バス×ハイキュー!!】キセキの世代を教えたのは道化師、キセキの世代を支えたの...
『ハイキュー！！』飛べない烏に出会った堕ちた天才 Part4『黒バス』【男主】 【ハイキュー!!】烏野の先生はね。【男主】もっと見る
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆにおん(プロフ) - 面白いですね！10年後の雲雀さんと主人公ちゃんとの絡みが面白いです！ (2017年4月23日 15時) (
レス) id: 46fe21a018 (このIDを非表示/違反報告)
リーン - 初めてよみました！とてもおもしろかったです！こんな小説が書けるなんてほんとすごいと思います！続きがすごくたのしみです！更新まっていますね！ (2016年4月18日 23時) (レス) id: f1067e5851 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 初めまして、第一話から一気に読みました！とても面白くて読みごたえがありました！私は小説を全然かけないので、正直羨ましいです！ゆっくりでいいのでまた戻って来てください！ (2015年11月2日 20時) (レス) id: 2413413ccc (このIDを非表示/違反報告)
ノア - この小説面白いですね 更新待ってますよ (2015年5月12日 22時) (レス) id: 86ebcd9821 (このIDを非表示/違反報告)
音凛 - 初めまして！初めて書くのに生意気かと思いますが、私この小説が好きです！出てくるキャラクターたちも内容も読んでてとても楽しいです！ずっと待ってますのでどうか自分をご自愛ください！ (2015年5月12日 21時) (レス) id: e466a48cd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナノ | 作成日時：2014年8月22日 14時
