ハイキュー×リボーン“舞落ちる、幸せ"〜続〜

五十九粒「死ぬこと」 ページ20

「Aーっ！！」

ツナに手を伸ばしたまま、動かなくなったA。まるで

死んだかのように

「へぇ、これが封結晶ね・・・」
「封・・・結晶？」

ユニはその封結晶の説明を始めた。

「封結晶・・・字に書いた通り、封印の結晶です。ボンゴレリング・マーレリング・アルコバレーノのおしゃぶり・・・ノントリニセッテを封印するための物。何故、Aさんが」

普通は人間の体の中に入れるとその肉体は壊れ、存在が消えてしまう程の品物らしいが

「まぁ、これで主役も揃ったし・・・綱吉君はバイバイね」

ｺﾞｷｯと体が割れる音がした。そのままツナは目に光を失い倒れてしまった

「１０代目っ！」
「ツナっ！」

「沢田さん！」

白蘭はただ笑っているだけだった。そして、何故Aの体の中に封結晶が埋め込まれていたのか

説明を始めた

「Aちゃんは元から、持っていたのさ。」
「もっ、て・・・いた？」

「ほら、Aちゃんの氷を製造する力を持っているだろ？あれこそがこの封結晶の力さ！

素晴らしい力だよね！死ぬ気の炎を全て無くしちゃうんだから♪」

そして、白蘭は封結晶を強く握り締めて言った

「この封結晶はAちゃんの命でもあるんだよ。これを壊したら、どうなるんだろ？

結構、この力は厄介だから壊しちゃお♪」

「止めて！白蘭！」

「ゴホッ！うっ、止めろ・・・白蘭！」

ツナも目覚めて、この行為はまた先伸ばしとなった。

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